Unico Vega-Sicilia 1975 ウニコ ヴェガ・シシリア

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unico75.jpgLMPのワイン会で出してもらった。飲んだことがなかたし、こんな機会に飲めるなんてと喜んだしだい。これは残念ながらブラインドではない。
外観 エッジにオレンジが入ったガーネット色
香り これが、テンプラニージョか?? スーボア、ミュール、カシス、シダー
思ったよりも若々しい香りである。
味わい 柔らかな甘さと酸があり、口の中に果物が広がる。確かに美味しいワインである。余韻も長い。ぐっと訴えかけるものが強くなく全体のバランスが良いんだろう。最後にかるくタンニンが余韻にアクセントを加えている。どこのワインか全く正体がわからない。こんなのを感じたのは、始めてシュバル・ブランを飲んだとき以来だ。スペインのワインにしては、思った程強い訴えがある訳でない。こう言った所がold worldの素晴らしいワインの特徴なんだろう。
ヴェガ・シシリアのサイト http://www.vega-sicilia.com/
cosecha 1975に関して
Vines
TINTO FINO: 70%.CABERNET SAUVIGNON: 15%. MERLOT: 10%. MALBEC Y ALBILLO: 5%
After fermentation, it spent 24 months in large capacity wooden vats. It was aged for 24 months in butyric-fermented casks with a capacity for 575 litres, and a further 6 years in semi-used and used casks. The rest in the bottle until commercialisation.
Normal. Dry weather, high temperature. The harvest began on 8th October.
ウニコのまめ知識
リベラ・デル・ドゥエロを代表するボデガ(ワイナリー)は、100年以上にわたって、スペインを代表するワインとして、ウニコ(Vega Sicilia U'nico)を生み出してきたベガ・シシリア社(Bodegas y Vin~edos Vega Sicilia)です。 20世紀初頭にベガ・シシリア社となる前は、ここの農園で作られたワインは、リオハに運んで熟成され、リオハのワインとして売られていました。
ヴェガ・シシリアは、1864年に、フランス・ボルドーでワイン造りを学んだ、ドン・エロイ・ルカンダ氏により設立されました。同時にフランスから、カベルネ・ソービニヨン品種、マルベック品種、メルロ品種ーの3種を持ち込み、当時、スペインではごく稀だった、これらの品種と、スペインの伝統品種である、テンプラニーリョ品種(=ティント・フィノ品種)をブレンドするスタイルで、他に類を見ない確固たる個性を早くから築き上げたのです。
ウニコは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルベックという外来種の葡萄を、テンプラニージョ種にブレンドし、6年半から7年の樽熟成、3年半から4年の瓶熟成と、出荷まで最低10年もの歳月を費やして作られます。さらに、葡萄の出来の良かった年にしかワインを生産しません。
テイスティング: 2011年9月17日
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