Château de Fieuzal 1989 シャトー ド・フューザル

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
CDFie89.jpgPessac-Leognanの特徴が知りたいと思って開けたワイン。ただこれは、北部のペサック・レオニャンの特徴とは違うようだ。ド・フューザルは、ペサック・レオニャンの一番南に位置している。
外観 エッジにオレンジがかったガーネット色
香り シガー、スモーキィ、スパイス、土の香り、シダー
味わい
柔らかな果実が口の中に溢れ、酸も奇麗である。中盤の優しさとタンニンが程よく効いて居る。余韻もそのタンニンのスパイス感とミネラルが一緒になって終わって行く。
美味しいワインである。これが、ペサック・レオニアンの典型なんだろうか。
ペッサック・レオニヤンの特徴がかなりでている。ただ、89といつ年がタンニンの強さを隠しているのかシガーというか、なにか煙たい香りが前に出ている。
セパージュ;カベルネ・ソーヴィニョン60% メルロ30% カベルネ・フラン8% プティ・ヴェルド2%
1985年より品質の向上が目覚ましいようである、特に白であるが。パーカーは、グラーブ全体を見渡しても最もコストパーフォマンスがよいワインの1つとしている。
1989 87点
ド・フューザルの1989年は、深みのあるルビー/紫色で、縁はいくらか薄くなってきている。ふんだんにオークを使ったワインで、大量の香ばしい新樽や、土/ハーブの色合いがあるレッドかランドやブラックカラントの果実を思わせる。程々に強烈なブーケがある。味わってみると、ボディはミディアムで、酸は弱く突出したタンニンの感じられるフィニッシュがある。心持ちより甘い、より肉付きのよい1990年の兄弟分より、コンパクトな、よりやせたスタイルをしている。予想される飲み頃 1999~2010年 最終試飲年月;1997年3月
テイスティング: 2011年9月22日
My Rating(評価): 14/20
アクセス数:122