Marsannay Rose Philipe Charlopin Parizot 2008 マルサネ・ロゼ フィリップ・シャルロパン・パリゾ

MRCP08.jpg大好きな家飲みワインである。だからと言って別にどこに持って行っても、問題ない品質があるロゼワインである。暑い夏の夜に、少し冷やして、夕食と一緒にぐびぐび飲むことができる。
外観 サーモンピンク、瓶の底に酒石酸の塊がある。
香り チェリー、木のスパイス、軽いアニス、ミネラル、ドライフラワー。
味わい やや甘さを感じるが、その後に強い酸が口の中に広がり、最後にややタンニンとタンニンから来る甘さ、酸、スパイスが余韻に残る。タンニンは微かに舌の周囲に感じる。最後の余韻のバランスがすばらしく、何杯でも飲めてしまう。さすが、パリゾである。
香りの中にも味わいにもロゼワインのニュアンスが奇麗にある。
コート・ド・ニュイの北端にあるAOCがマルサネである。マルサネは、赤、白のワインが許されており、マルサネ・ロゼは、コート・ドールで唯一ロゼのAOCである。このマルサネ・ロゼに大きく貢献したのは、ドメーヌ・クレール・ダユである。
シャルロパン・パリゾは、アンリ・ジャイエが認めた醸造家の一人として宣伝されることが多いが、確かにパリゾのワインはどれも美味しいものばかりだ。以前はマルサネが本拠地だったこともあり、マルサネ・ロゼはいつも奇麗に仕上げてくる。毎年買っているが、本当に完成度が高い。
フィリップ・シャルロパン・パリゾのサイト;http://domaine-charlopin-parizot.com/index.htm
テイスティング: 2011年7月31日
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