Gevrey-Chambertin 1er Cru Les Corbeaux 1993 Sérafin Père & Fils ジュブレ・シャンベルタン レ・コルボー セラファン

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
GCLCSera93.jpg外観 エッジから中心にかけてオレンジのグラデーションがはいる薄いルビー色
香り スパイス、なめし革、動物の革、アニス、ふくさ綱香りが一杯でている
味わい 軽い甘さと、奇麗な酸が溢れ、口の中で一杯、スパイスが溢れる。余韻も長くだし汁、ミネラルが一杯ある。
やっぱりセラファンは美味しい。ジュブレ・シャンベルタンの要素が一杯詰まっている。1993は目立たないが、良年。今が飲み頃。でもまだまだ持つだろう。
レ・コルボー
マジ・シャンベルタン・バの右隣にある樹齢35年の区画。テクスチャーがなめらかでキメ細やか。美しい熟成を見せる。
ドメーヌ・セラファン Domaine Serafin
■ドメーヌ概要
1947年に現当主のクリスチャン・セラファンの父スタニスラスによって、ジュヴレ・シャンベルタンの一級畑カズティエのすぐ下に設立。驚くほどに濃密な果実味と、力強く、しかも魅惑的な風味が持ち味。全ブルゴーニュを代表する名醸造元のひとつだが、所有畑が約5haと小さく、そのうえ収穫量は低く抑え、さらには老樹にこだわるため、そのワインはなかなか手に入らない希少品になっている。
■ワインづくり
農法は限りなく有機に近く、グリーン・ハーヴェストなどを行うことにより、果実のコンセントレーションを高めている。収穫された葡萄は70%除梗(ブルゴーニュ・ルージュは100%)され、3~5日間プレマセレーションされる。発酵は自然酵母により行われ、33~35℃の温度で15~20日間、その間に2回ピジャージュが行われる。ワインは2~3日間オリを落ち着かせた後樽に移される。通常、新樽比率はブルゴーニュ・ルージュ、ヴィラージュもので50%、ヴィエイユ・ヴィーニュと1級・特級は100%。樽熟期間は約20ヶ月。ワインはノンコラージュ、ノンフィルターで瓶詰されることが多く、赤い果実の凝縮感と複雑味に富んだ長期熟成タイプとなっている。
テイスティング: 2011年6月27日
My Rating(評価): 14/20
アクセス数:65