Château Haut-Brion 1992 オー・ブリオン

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
CHB92.jpgこれもブラインドでたワイン。サンテミリオンに行ってしまった。確かに良く考えれば、オーブリオンだ。
外観 奇麗なオレンジのグラデーションがはいったガーネット色
香り シガー、スパイス、スミレ、スモーキイな香りが一杯立ちこめる、すっと杉のミントが一瞬香る
味わい 柔らかいク甘い味わいがあり、ほどよい酸が広がる、タンニンは溶け込んでいる。口の中に味わいが上品にひろがる。余韻は長いが、ぐっと引っ張るような強い余韻はない。
オー・ブリオンは軽い味わいであることが多いようだが、これもどちらかと言えばそう。僕には、もう少し田舎臭い感じがあるじゃないかと思っていたんだけど。これは、スモーキィ、石灰の香り、確かにシガーがある。これをグラーブと言えなくては行けないんだろう。タンニンは柔らかく、サンテミリオンに行ってしまったのは残念。
オーブリオンのサイト http://www.haut-brion.com/
1992
ヴィンテージは非常に悪いのだが、さすがこういう年でもすばらしい品質を維持している。天候不順で、灰色カビ病もベト病も流行ったため、葡萄園の手入れも大変だったし、果実の選別をしっかりしなくては行けなかった。この年のオー・ブリオンは、果実味が溢れ、タンニンも十分あるとオー・ブリオンのサイトでは言っている。この数年が飲み頃とも言っているが、まだ10年くらいは持ちそうである。

大きな地図で見る
テイスティング: 2011年7月12日
My Rating(評価): 14/20
アクセス数:27