リースリングは季節を選ばないはずだが、この季節になぜか飲みたくなるワイン。この蒸し暑い午後に、やや疲れた身体をいやすには、糖分と酸のバランスがよく豊富なドイツワインはおすすめ。外観 やや黄金色がっかった、レモンイエロー。
香りテンペールの香りが上品にかおり、白い花も一杯あります。ミネラルの香りもあります。驚いたのは、テンペールの香りがこんなに上品だったとは、こんな風になるんだと驚かされました。貴腐香は全く感じられません。
味わい 奇麗な酸と甘さが一度に口の中で広がり、奇麗な甘さを残しながら酸とミネラルが最後まで続きます。まさにバランスの極値です。
これはワインの師匠達もごくごく飲んでしまいました。
アルコール度は、7.5%です。
後日これと中華料理を会わせましたが、甘酢との相性が抜群でかなりの料理とよいマリアージュが楽しめました。リースリングには中華というのはこれからの王道になりそうです。
ヨハン・ヨゼフ・プリュム(Joh.Jos.Prum）プリュムという名前の最古の記録は12世紀に上ります。１８４２年、先祖の一人ヨドクス・プリュムが、ヴェーレンとツェルティンゲンに日時計を作りました。エチケットにも日時計がデザインされています。Joh.Jos.プリュムの所持する畑は、ヴェレーナー・ゾンネンウーアを筆頭にグラーハ、ツェルティンゲン、ベルンカステルに14haを所有しています。
グラッハという小さな村は、もっと有名な二つの村（ベルンカステルとベーレン）の間にある。グラッハはミネラルが多くフルーツは多すぎず、早く開き、ベーレンは遅く開き、深みがあるそうです。
テイスティング: 2011年6月18日
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