Meursault Charmes Domaine des Comtes Lafon 2001 ムルソー シャルム コント・ラフォン

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MCCL01.jpg友人のワイン会でいただいた。やっぱり本当に美味しいワインの一つである。
外観は、ややイェローが強くなったレモンイエロー。粘性は豊富。
香りは、最初からとろけてしまいそうである。樽と果実の甘さが奇麗にとけ込んでいる。洋梨、トロピカルフルーツに、奇麗なナッツ甘い蜂蜜があふれている。味わいも樽の強さが目立たず、果実感も多く、酸のバランスもよく後にミネラルをしっかり感じる。樽の甘さも最後まで美しく残る。圧倒的な果実感とすばらしいバランスにうっとりするだけである。
飲み頃である。ただまだまだ持ちそう。あと5年から10年くらいか。
最初に飲んだルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュは、ただの引き立て役になってしまった。
マット・クレイマーは、ムルソーまたコント・ラフォンに対して賛辞を惜しまない。
ブルゴーニュワインがわかるを読みながらコント・ラフォンを飲めば、飲み手は万感の笑みをこぼさないではいられないだろう。
ムルソーの魅力は、開け広げであって、うまさが口に一杯ひろがる外交的なところだろう。あふれだすような味わいだが、柔らかさが感じられる。
熟成すると蜂蜜、コーヒー、ミネラル、バター、シナモンのようなスパイスが渾然とあわさり、他のいかなるシャルドネにも似ていない魅力がある。
最後に濃厚な色調のせいかもしれないが、優れたムルソーの豪勢な味わいには、もし黄金に味があるならムルソーの味がするだろう。
ムルソー レ・シャルム
最大の1級畑である。ワインの味わいも幅がある。すぐれたシャルムはじつに肉感的で、ふっくらとした感じさえする。おどろくほど強いミネラル風味を持つことがあるが、これは葡萄の木がレ・ペリエールに近づく場合になるように思われる。
ドメーヌ・ド・コント・ラフォン
いったいムルソーと言うワインは、コント・ラフォンのものよりうまくなるだろうか。ちょっと考えられない。
(マット・クレイマー ブルゴーニュワインがわかるより)
テイスティング: 2011年4月30日
My Rating(評価): 16/20
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