Condrieu Invitare M.Chapoutier 2007 コンドリュー インヴィターレ M.シャプティエ

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ConChap7.jpg外観は、少し緑がかった、レモンイエローです。インパクトのある杏、ハーブアカシアの花などの香りが上品にバランスよく飲むものを包んでくれます。味わいは、酸は少なめですが、まろやかで、厚みがありドライな味わいで余韻も比較的ありました。
ヴィオニエのこの強い上品な香りは、他のアロマティック品種と一線を画すのかもしれません。これは、ヴィオニエのお手本と言っていいでしょう。
フランス北部ローヌ地方の白ワインのAOCがコンドリュー。
葡萄品種はヴィオニエのみ。ヴィオニエ種から出来るワインの特徴は新しいものは、上品な香りがあふれんばかりで、甘くフレッシュな果物、洋梨、青リンゴ、桃やスイカの香りがします。味わいは、口の中で広がるようなボディの厚さ、酸は少なくドライで、余韻は比較的長いのが特徴です。熟成(壜熟成)すると香りのニュアンスは完熟したトロピカルフルーツ、やドライフルーツ、若干土臭いような印象がでてきます。
M. シャプティエ社はエルミタージュ、サン・ジョゼフ、コート・ロティ、コンドリュー、クローズ・エルミタージュの北部ローヌはもちろん、南部のシャトーヌフ・デュ・パープにいたるまで、350ヘクタールの自社畑を所有しています。また、南オーストラリアには、1995年に購入して1998年が初ヴィンテージとなるマウント・ベンソンというドメーヌを80ha所有しています。
M.シャプティエ  コンドリュー インヴィターレ
コート・ロティと同じく急勾配で、南、南東向きの斜面です。花崗岩の砂と沖積層から成ります。収穫はすべて手摘み。畑の自然酵母のみで発酵。MLF発酵後、一部は樫樽の中で熟成。
微かに緑色がかった黄金色。ライチやパパイヤ等のエキゾチックで芳醇な果実や、ユリやアカシア等の花の深く馨しい香りが印象的です。味わい 丸く、口中を満たし、ボリュームがあります。とても長い残り香を持ち、最後にバニラの香りが残ります。
2011.4に飲む
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