ジャン・リュック・コロンボ シラー Jean-Luc Colombo La serine pointue Syrah  Vin de Pays des Collines Rhodaniennes 1997

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JLCsy97.jpg香りに還元臭的なスパイス、生肉の香りがある。アルコール度も13.5% と高くない。きれいな酸がのこりミネラル感もあり味わいがよい。タンニンも程よく熟れていてる。ジャン・リュック・コロンボのシリーズの一番下位のクラスだが、すばらしくコストパーフォーマンスがよい。
ジャン・リュック・コロンボ
1980年にコルナスに移り住み1983年からコンサルティングを開始。彼の醸造法は、100%除梗してマセラシオンからワインに仕上げるまで一ヶ月をかけます。新樽を100%使用したワインの熟成、ボルドータイプの瓶の使用など、コルナスにおいて革新的なワイン造りを実行しています。自然の素材を尊重し大切に取り扱い、果実味豊かな深みのあるワイン醸造をする基本的信念を貫いています。
そしてそれは100以上ものコンサルティングの顧客(シャプティエも含む)がいることからも質の高いワイン作りに貢献していることがわかるでしょう。
1995から1998ぐらいまでは、すごく人気があったが、今は少しそれに陰りがあるらしい。
コルナス Cornas セプタントリオナルのAOC
中央山塊の東側の斜面にあたり、急斜面でほぼ南向きである。このため日照に恵まれて、ミストラルからも守られ、ぶどうは早く熟す。北部地区の他のA.O.C.と異なり、シラーだけを使った赤が認められており、とても力強く、骨格がしっかりしており熟成能力がある。
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