Corton-Charlemagne Domaine Bonneau du Martray 1998 コルトン・シャルルマーニュ ボノー・デュ・マルトレ

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CCBM98.jpgしっかり熟成し、飲み頃のピークに達している。外観は、やや黄金色がかった黄色。香りは複雑で、ナッツ、熟した桜桃、スパイスなどさまざま。飲んでみると奇麗な酸と複雑で豊かな果実味があり最後にある強いミネラルがあり余韻が長い。
コレくらい熟成した白がいいんだろうけど、僕としてはもう少し若い方がいい。
ドメーヌ ボノー・デュ・マルトレ
アン・シャルルマーニュとル・シャルルマーニュの畑のまんなかと抜群な立地にあり、シャルルマーニュ大帝が持っていた畑が含まれている。みずみずしく、独特の食感を持ち、あくまでも芳醇という、まさに期待通りの味わいで熟成ぶりも見事である。
コルトン・シャルルマーニュ孝
コルトン・シャルルマーニュは、マットクレイマーが言うようにテロワールの固まりなのだろうか? これならブラインドは容易であるはずである。
強い果実味と強いテロワールが手を結んでその特徴を表すと言う。テロワールの強さは、これと同等以上のものはグラン・クリュのシャブリ、シュバリエ・モンラシェ、ル・モンラシェのみであると書かれている。ところがこのテロワールが具体的には言及されていない。しかし、土壌の内容そしてシャブリ、モンラシェから考えられるのはミネラルしか考えられない。確かにこのミネラルの強さこそがコルトン・シャルルマーニュのテロワールだ。
コルトンの丘
この独自性は、土壌と日照りとがまとまりなく結びついている。コルトンの丘は、太陽の光を受けるのに最適な立地であり、また土壌は、純粋なチョーク質に始まり、鉄分の多い赤粘土質にいたるまでとりどりである。白ワインには、チョーク質の土壌と南向きまたは、南西向きの日照りが適している。詳しく土壌について言えば、青色もしくは白色泥灰土の一種である。
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