Echézaux Jean-Marc Millo 1999 ジャン・マルク・ミヨ エシェゾー

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jmm_ech99.jpg友人のS氏より、WSETのアドヴァンスの合格祝いとして飲ませてもらった。この人のは、一度飲みたかったのである。
適度に熟成はしている。香りの魔術師と言われるほど強い香りが押し寄せてくる印象は少ない。赤い果実の香りもあるが、シナモン、白胡椒等スパイスの香りが中心にある。酸はしっかりとあり、ミネラルも程よく感じる。余韻はグランクリュとしては短め。はぼ中程度からやや長めくらいか。
ジャン・マルク・ミヨは、グランクリュにしては手頃の値段で、香りの魔術師などと言われて売られていたので、自分数本買っている。これから評判になるとの宣伝が多いが、実際に味わってみるとそれは、やはりお値段程度の味わいと言えるかもしれない。
ジャン・マルク・ミヨは、ピノ・ノワールの代名詞である「アロマと果実味」を強調した、純粋で柔らかい、魅力的なブルゴーニュを造る努力をしております。ミヨの仕事はまさに職人と呼ぶにふさわしいもので、有機栽培、トラクターなどの機械を一切持ちいらずに、葡萄畑の畝は馬と鋤によって耕作されています。葡萄は、低収量による濃厚な舌触りと風味がすでに見受けられる葡萄を基礎にして抽出しすぎないように注意を払って扱われ、アロマを引き出すために3~5日間マセラシオンを行います。醗酵期間は10~12日間、20~25%以下の比率でオーク樽で熟成させます。
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