Taste Roald Dahl ロアルド・ダールのテイスト Chateau Branire Ducru1934

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ワインを勉強し始めて、よく聞くのがこのストーリ。自称、イギリスで英語を学び始めて英国文化に馴染んできた僕は、以前からロアルド・ダールは、読んだことがあり好きだったけど、テイストにはあまり記憶がない。ワインを勉強しだして何回も読んだが、彼の書いているワインのテイスティングの仕方シャトーの特定の仕方は、彼が実際にワインにすごく長けていたいたとしか感じられない。1951の作であるTasteには、gentle, gracious and feminine in aftertasteなどの表現がSt.Julienに当てはまり、Beychevelle,Talbotを否定していくくだりはすごいと感服して、1934の Chateau Branire Ducruと結論づけるのは"お見事"と叫んでしまいそうである。ただ今年のソムリエ世界選手権を見ていてもワインを当てるのは本当に至難の業である。結末は、本を読んでほしい。
パーカーのボルドーには、ブラネール・デュクリュには独特な個性があると書かれてある。サンジュリアンにしては、とりわけスパイシーであり、ほとんどエキゾチックと言えるアロマはスパイス、オーク、ヴァニリンを思わせるし、味わってみると、しばしば突出した、独特のチョコレートのような成分が感じられるため、プラインド・テイスティングでは比較的簡単に識別できると書かれてある。次回は当ててみたい。
でもテイストが入っている短編集が見つからない。the best of Roald Dahlには掲載されているが。英語であるけど、平易な英語で書かれているので読んでみる価値はある。
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