Richebourg Anne Gros 1998 リシュブール アンヌ・グロ

RicheAG98.jpg

12/27/2010テイスティング
エッヂには、まだオレンジがあまりなくDRCと比べると若々しさがある。そして濁りもなく透明感が強い。最初は、強い樽香が目立つ。1時間以上たってすこしリシュブールらしい花の香りが出てきた。ただ比べたDRCが良すぎたせいか、DRCとの違いが際立った。除梗、非除梗の違い、使われている樽の完成度、澱引きの違い、低温浸漬の有無、最後に亜硫酸の量の違い。一緒に飲んだワインの先生方のコメントは、本当に勉強になりますね。アンヌ・グロは、年々良くなっている。今後もっと期待できるだろう。
アンヌ・グロの情報、アンヌ・グロのサイト
リシュブール;小さな谷を意味するLes Verroilles(レ・ヴェロワイユ)の古区画にある0.6ヘクタールの区画で、ルイ=グロからの遺産です。1930-1940年と1946年に段階的に植樹されました。コンコールの谷の涼しい場所に位置しています。土壌はキメの細かい微粒子のような土で、白い石と黒色の土が混ざりあっています。
化学薬品を必要最小限でしか使用しない農法を用い、耕作及びコンポストを使用したぶどう畑での仕事に従事しています。エポキシーコーテングされたセメント製発酵槽を使い発酵槽内での仕込みの時間は12日から15日間です。フリーラン・ジュースとプレス・ジュースは混ぜ合わされ、澱を除くため、最低48時間の間前清澄作業が行われます。 新樽の使用率は高く、グラン・クリュでは80%です。

大きな地図で見る
テイスティング: 2010年12月27日
My Rating(評価): 14/20
アクセス数:377