DRC Richebourg 1998 ドメーヌ・ド・ロマネ・コンティ リシュブール

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12/27/2010テイスティング
待ちに待ったDRCだった。DRC リッシュブールにどれだけ憧れただろうか。でも期待どおり。外観は、アンヌ・グロのリシュブールより明らかに濁っているので、無濾過なのか持ってくる間に澱が舞ったかと考えた。香りは、最初は還元的で香りは開いていない。ゆっくりと30分経ってから開いて来た。そしてどんどんの花の香りが膨らんでくる。そしてきれいな花が入った花瓶が見れる。ドガの踊り子とルドンの花か!神の雫ばりになってしまった。LOL。バックにあるスーッと抜ける香りが、DRCらしい非除梗の特徴である。やっぱりいい。98らしく酸がきれいで甘い味わいがあり、柔らかい口当たりにうっとりする。ただ想像したより、大きな花がいっぱいあるかと思ったが、そうではなく貴く気品のある花束が花瓶にさしてある。
他のネットから醸造の情報を拝借。
トロンセ産のオーク樽100%で18~24ヶ月間熟成し、1回のみの澱引き作業のみで清澄濾過処理も行わない。魅惑的な豊かな果実味で、独特のスパイス香、スミレ、複雑極まりない味わいがあり、絹のような味わいが余韻の中にも存在するスタイル。
すこし濁っていた理由が分かった。独特のスパイス香は、経験不足でつかめなかった。また飲みたいワインである。

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テイスティング: 2010年12月27日
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