ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サイモン・ラトル サントリーホール 2017.11.25

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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サイモン・ラトル サントリーホール 2017.11.25
2017年11月25日(土) 14:00 開演
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)
チン・ウンスク:Chorós Chordón <ベルリン・フィル委嘱作品>
ラフマニノフ:交響曲第3番 イ短調 op.44

アンコール
プッチーニ:オペラ『マノン・レスコー』より第3幕への間奏曲

ペトルーシュカ、Chorós Chordón 、ラフマニノフ交響曲第3番のすべては初めてコンサートで聞いた。
ペトルーシュカも華やかで、ソロパートが多くて、そしてピアノが舞台の真ん中に配置されている。ベルリンフィルの団員には腕の振るいどころだ。美しい。でも終わりは不気味な静寂で終わる。
これはバレエの内容を知っていた方がわかりやすい。最後に人形のペトリューシュカは殺されるのだが、彼の幽霊が出る。
Chorós Chordón は、やっぱり現代音楽。難解だ。薄紙をこすり合わせる奏者が二人いるはずだが、一人しか見えなかった。おそらく舞台右の下にいたからだろうか。以外のこの音が強めだった。
ラフマニノフの交響曲を聴くことさえ珍しいのに第3番である。そいて3楽章である。珍しい。寂しげで美しいメロディが目立つ。そして最後はテンポをあげて交響曲らしく終わる。
最後のマノン・レスコーは、美しい弦楽器のアンサンブルが良かった。

今回は2階の左側で見たが各パートが演奏しているのがよく見えるので、2階の左側で見るのが好きだな。第1バイオリンは背中を向いてしまうので難しいが。
右側は位置よってコンマスが、指揮者に被ってしまうので少し後ろ側がいいが。ここはよく皇族の方が座るのでなかなか取れないだろう。

サイモン・ラトルにとってはベルリン・フィルは最後の年、次は、ロンドン交響楽団の首席指揮者になる。ベルリンを率いてくるのはこれが最後かも。

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