カラヤン ベルリンフィル来日公演 1979 普門館

これは、非常に幸運にも見に行けたコンサートの一つ。当時クラシックに興味があって、聞いていた演奏の多くはカラヤンだった。他の人たちはベームがいいなんて言う人が多かったか、僕にとっては、今でもカラヤンは偉大である。
二日間コンサートに行ったのだが、その中でも シューベルトの未完成の弦楽器のアンサンブルはこれは地上で聞ける最高の音ではないかと思った印象がある。
展覧会の絵は、当時交響曲よりも組曲の方が好きだった僕にはうってつけの曲だった。あの頃はE.L.P.も聞いていた頃だったし、今よりもどこかしこで演奏されていたり、曲を聞くことが多かった。カラヤンの演奏による劇的な盛り上げ方が大好きだった。
今でも印象に残っているのは、カラヤンのファンは熱狂的で、演奏が終わってもステージが明るくなっても拍手が鳴り止まず、カラヤンが何度か出てきたこと。そして前からたしか4列目から10列目だったと記憶しているが、カラヤンのステージ衣装がテカテカで、あのスタイリストがと思った微笑んでいた。

新芸術家協会

10月18日(木)
シューベルト    交響曲第7番ロ短調「未完成」
チャイコフスキー  交響曲第5番ホ短調

10月19日(金)
ドボルザーク    交響曲第8番ト長調
ムソルグスキー   組曲「展覧会の絵」(ラベル編曲)

19日は台風の影響を受けて開演時間が30分遅れてPM7:30 座席は前の方の右よりで重厚な響きが鳴り響き、さすがベルリンフィルの輝かしい音を楽しむことが出来た。

確かパンフレットを持っているはず。探さなくては。

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