Carlos Kleiber Johannes Brahms Symphony No. 4 Op. 98 Wiener Philharmoniker カルロス・クライバー ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

1 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
2 第2楽章 アンダンテ・モデラート
3 第3楽章 アレグロ・ジョコーソ
4 第4楽章 アレグロ・エネルジーコ・エ・パッショナート
第1楽章の哀切をたたえているがエレガントな曲の流れから既に虜になってしまう。ここでこの演奏が素晴らしく虜になる。チェロとホルンの響きまたいい。第2楽章のホルンの響きも素晴らしい。さすがウィーンフィルである。三連音の動機では口ずさんでしまう。
テンポのよい響きと、立体的な音の構成がすばらしい。第3楽章の劇的な場面の演出
第4楽章の終盤の盛り上がりが涙が出る程素晴らしい。

20歳を過ぎてそれまでカラヤンが好きでクラシックと言えばカラヤンを聴いていたが、レコード店で目に留まったクライバーのブラームスの交響曲第4番を買って家で聞いてぶったまげた。世の中にこんな演奏があるなんてと思った。それ以来カルロス・クライバーのファンである。生前の生の指揮を聞きたかったがそれはできなかった。今でもそれが悔いである。

My Rating(評価): 18/20
アクセス数:44