Goodbye Lullaby Avril Lavigne グッバイ・ララバイ  アヴィリル・ラヴィーン

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さわやかな新緑の季節を感じる歌である。いつも4月、5月に聞くと染み渡るようになる。とくに、自然の風を感じてこの歌を聴くとすばらしい。車を走らせながらというよりは、自転車に乗りながら聞くといいかな。
4枚目のこのアルバムは、結婚、離婚を経験したアヴィリルが一回り成長した結果できたような気がする。夫デリックとの決別を題材にした歌詞が多い印象で、全体の雰囲気もイケイケより、好きな人と別れたナイーヴな心情を飾り気なく歌い上げたい気持ちが伝わってくる。デリックとは別れた後も良好な関係を保っており、このアルバムのうち11曲はデリックがプロデュースしている。

Black star は澄み切った声で歌いあげるこのアルバムの内容を予感させる。このアルバムの全体を通して、ピアノのソロ、アヴィリルの声、アコーステックギターがイントロに入りさわやかな印象を与える。

シングルカットされた、What The Hellは、過去3枚の曲調と似ている、イケイケの曲。彼氏がいても彼の友達と遊びに行くよ。だってもっと遊びたいんだから。何でいけないの?(what the hell!!)
Push は、最初はうまくいかない二人だけど、愛を感じているんだから、もうすこし黙っていて。" Baby this is love"

Wish you were here は、聞くといつも泣けてしまう。なぜか、東北の震災があってからはそうだ。この歌詞を聞きながら口ずさむと泣けてしまう。一緒にいた時は喧嘩ばかりしたのに、彼がさってしまった後は、あなたがここにいて欲しい。と歌う。

Aliceは、このアルバムでは異色のアレンジであるが、その曲調は、アヴィリルの透明感のある歌声が聞こえ好きな曲でもある。当然、これはアリスインザワンダーランドの挿入歌である。どんどん地下におりて、不思議の国へ行く。どなんな困難も乗り越えて私は、生き残る。だれにも邪魔できない。

Remember When
私が何度もあなたのことで泣いたことを覚えている。
もうあなたへの感情や愛はなくなった。私は、自暴自棄ではないし、落ち込んでもいない。私は忘れないはあの時のことを。

What the hell, Push, Wish you were hereの3曲はアコースティックヴァージョンも入っている。この3曲は、俊逸である。

Goodbye
Black starに続く曲Goodbyeである。当然この二つの曲は別れた彼氏に対するメッセージである。もう行かなくちゃ行けない、あなたを一人残して。でも愛しているは。と語り続ける。

Knockin' On Heaven's Door ボブ・ディランの曲。エリック・クラプトンも歌っている。アヴリルらしい味付けである。 

Bad reputation
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ のカバー。

 

アヴリル・ラヴィーン(Avril Ramona Lavigne、1984.9.27 - )は、カナダ・オンタリオ州ベルビルの出身のシンガーソングライター。2002年リリースのデビューアルバム『Let Go』は全世界で約1700万枚を売り上げ、アメリカでは6回プラチナディスクに選ばれた。2枚目のアルバム『Under My Skin』、3枚目の『The Best Damn Thing』は両方ともBillboard 200で1位にランク。シングルでは『Complicated』『Sk8er Boi』『I'm With You』『My Happy Ending』『Girlfriend』など11曲がトップ10入りを果たしている。

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