本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 2020

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 2020

原作: 香月美夜
原作イラスト: 椎名優
監督: 本郷みつる
出演: 速水奨, 井口裕香, 田村睦心, 子安武人

アニメで見たが、最初は地味であまり興味を引かなかったが、いったん見始めるとなかなか面白い。現代日本に暮らす主人公が、念願である図書館への就職が決まった日に亡くなってしまう。転生した世界で自分が、天声したと気がついた時は、まだ幼女であるマインとなっていた。
このアニメもなろう系である。異世界、自分の能力は、現世での進んだ知識と強い魔力である。
何が面白いかというと、設定は、なろう系の中では、オリジナリティがあり、女性的な物語である。話の展開は丁寧に描かれていて、あまり退屈しない。

転生したことが気づいた時は、自分が平民の家に生まれた小さな子供マインであり病気がちで、現世の知識を持っていてもそれを活用する術がなかった。話はゆっくりと進んでいく。そして主人公マインの目的は、本を作り、本に囲まれて生きること。この目的は、意外と簡単に思えるけどやっぱり困難な道のりがあった。
転生したマインが身食いのせいで病気がち。しかしマインの周りには、家族だけでなく、ルッツ、ベンノ、神官長(フェルディナンド)など彼女を理解して助けてくれる人々がいる。マインが青色神官になった時には、神殿内の階級制社会のイザコザや本を作る段階が、詳しく描かれている。

アニメではまだ第二部 神殿の巫女見習いまでの話である。いずれこの後続きが放送されると思う。

My Rating(評価): 13/20