The Cloverfield Paradox クローバーフィールド パラドックス 2018

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The Cloverfield Paradox The Cloverfield Paradox クローバーフィールド パラドックス 2018

監督: ジュリアス・オナー
製作: J・J・エイブラムス, リンジー・ウェバー
出演: ググ・バサ=ローハミルトン, デビッド・オイェロウォキール, ダニエル・ブリュールシュミット, ジョン・オーティスモンク, クリス・オダウドマンディ, アクセル・ヘニーヴォルコフ, チャン・ツィイータム


J・J・エウブラムス製作による「クローバーフィールド HAKAISHA」「10 クローバーフィールド・レーン」に続く「クローバーフィールド」シリーズの第3弾である。
クローバーフィールド HAKAISHAは見ていて印象に残っている。なるほどこれは、これはその前日談がクローバーフィールド・パラドックスなんだ。
それで、最後に怪獣が出てくるのだ。
最初の設定は古い。エネルギー資源の枯渇かこれはあまりに古すぎる問題である。
無限のエネルギーを生み出すことができる場所が、2年間も孤立した宇宙ステーションであるのだがよくわからない。地上ではもっと科学が進んでいないのか?
それもそれで各国の科学者たち数名だけが、国際宇宙ステーションに集るなんていう地球規模のプロジェクトがあるだろうか?
別次元に飛んだ時、そこから宇宙で不思議な出来事が起き始める。結局これはパラレルワールドと、そのパンドラの箱を開けたと言うことなのだ。

目が勝手に動いたり、知らない乗組員が壁の中に閉じ込められていたり、手が壁に吸い込まれたりと
観客を驚かすことは起こるんだが、あまりストーリーの中で論理性がない。
なんだかストーリーに都合のいいようにしか起きない。
ミーアは、自分の世界にシェパード粒子加速器が必要なために最後の陰謀を企てるのだが、最終的にエヴァが平行世界に存在する子供たちに会うことを諦めて、自分の世界に戻ることを決心するところがストーリーの肝だろう。

全体的にはそれなりの見せ場はある。不思議なことが起きて観客の関心を引っ張っていくのだが、最後まで見てがっかりするパターンだ。なんだストーリー展開を上手くするためにしか起きない不思議なことなのだ。
残念である。

久しぶりにチャン・ツィイーを見た。やっぱり年をとった感じは否定できない。

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