夏美のホタル 2016
原作: 森沢明夫
出演: 有村架純, 工藤阿須加, 小林薫, 光石研, 吉行和子
監督: 廣木隆一
カメラマンを目指した二人、彼氏は、実家の造り酒屋をつぐ決心をする。夏美は諦めきれず、父の思い出がある場所にバイクでやってくる。
そこで写真を撮るのだが、ふとした所で、初老で子供達から地蔵さんと呼ばれる恵三とその母の老婆ヤスエと知り合う。
彼氏もその家に泊まることになるのだが、次第に、老婆とそのじぞうさんをとおして、生きること教えてもらう
全体には、有村架純の魅力で持っている映画である。静かな話の名ばれと有村架純のナイーブな表情があっていると思う。
自分の将来を見つめる旅で出会った人は、実は父も出会っていた人だった。そこには父から、そして地蔵さんと呼ばれる人から何かをメッセージをもらえるのである。
自分がカメラを続ける決意をつけられるのは、自分が撮った恵三とヤスエの写真からだろうか。
蛍はもういなくても、最後に現れるの演出であるが、夏美の決心と旅たちを表しているんだろう。
どこかにもっとドラマティックなところがあるとわかりやすいのだが。少しストーリーが地味すぎるか。
偏屈な仏師・雲月の存在の意味がわからないが、原作を読んでいないのでそれ以上は突っ込めないところか。
My Rating(評価): 14/20
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