劇場版 SPACE ADVENTURE コブラ 1982
監督: 出崎統
原作: 寺沢武一
出演: 松崎しげる, 榊原良子, 中村晃子, 藤田淑子, 風吹ジュン
懐かしい漫画である。SF冒険物としては俊逸だった気がする。特に異星人の設定やいつも出てくる美女がいい。
ルパン3世に近い設定なんだがそれでも良かった。サイコガン、レディ、クリスタルボーイなどもいい存在だった。
劇場版はコブラの声が松崎しげるとは、そうだった主題歌も松崎しげるが歌っていた。
ジェーン、キャサリン、ドミニクは漫画にも出て来たはずだが、こんな設定だったか。原作の漫画では、ロイヤル三姉妹で、財宝のありかをしめす刺青がある設定だった。
今回3姉妹は、ミロス星の最後の女王の娘である。ジェーン,ドミニク,キャサリンはかわらないのだが、生まれたときは1つだった肉体が3つに分けられ、3人が同じ男を愛して再び1つの肉体になるか、2人が死に1人が生き残ることで次の女王となる。
それにしてもどうしてあんな結末になってしまうのか、なんのためにミロス星まで行ったのかわからない。
やっぱり漫画らしく恋に落ちるのが簡単すぎてつまらないところなんだが、あとはいいか。
アニメのアクションとしては、もう少し驚くようなアクションが欲しかった。最後のクリスタルボーイとの戦いだけは良いのだが。
やっぱりアニメには古さを感じさせてしまう。静止画の使い方で効果を狙っているのだが。
クリスタルボーイはコブラの宿命の敵で、サイコガンが効かない。いつもコブラは窮地に陥るのだが、意外とクリスタルボーイの詰めが甘い。
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