エウレカセブンAO EUREKA SEVEN AO ASTRAL OCEAN 2012

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エウレカセブンAO エウレカセブンAO EUREKA SEVEN AO ASTRAL OCEAN 2012

監督: 京田知己
ストーリーエディター: 會川昇
原作・アニメーション制作: BONES

確かに今回は、アオの隠された秘密。そしてスカブコーラル、シークレットの正体がわかる。ということが流れにはあるんだが。
だが、歴史改変が多くて何がテーマなのか全くわからなくしている。特にトゥルースとナルの存在である。
ナルはアオの幼馴染で、二人は恋に発展するのかと思ったがはっきりせず。ナルはアオの最大の敵のトゥルースの仲間になってしまう。
ところがクォーツガンで過去の歴史を変えるたびにどんどんと二人の立場が変わって行き、最後には、トゥルースは、ニルバーシュのアーキタイプとなってしまう。なんで??

最終的に、トゥルースという敵は敵ではなくなってしまった。最初、シークレットは敵だと思ったけど敵でなかった。つまり最初と設定が逆になってしまうストーリーなのか?
スカブコーラルはアオにとっては血の繋がりがあるとも思えるが、アオを殺してしまう存在だった。
そしてスカブコーラルは過去に逃げるためにクォーツを使って、人類の歴史が変わってしまった。じゃやっぱりスカブコーラルが地球を破滅させたのだろうか?そこにも繋がっていかないので。
全くわからない。

エウレカとレントンの息子がアオであること。それはなんとなく予想がつくんだが。それにしても過去に飛んでしまった理由がまったくたまげている。
それにしてもあまりにも前回のエウレカセブンの設定を飛び越えてしまっているので賛否両論だろうな。

フレア・ブランのキャラクターは普通な設定であるが、エレナ・ピープルズはまた全くわからない。なんでこんな設定なんだろう。あまりにも飛びすぎている。

最初にトゥルースの存在としては、巨大シークレットだが、求めていたクォーツが消失して目的を失った? この設定はなんで?まだいっぱいクォーツができてくるのに。
そのため人間の形になった?どうして?? 理解できない。そしてスカブと融合し?なぜ??地下に隠されていたアーキタイプ、コードネームカノンと融合する。どうして??
そして最後には、最後は自らクォーツ・ガンのトリガーを引き自身の存在を抹消する。なんで??
そして改変された世界ではニルヴァーシュ トゥルースのアーキタイプとなっていた。 どうしてなんだ??と叫びたくなる設定。

短編の集まりのロード・ドント・スロー・ミー・ダウンも見たが、それほど見る価値はあまりないだろう。


僕は本当なら、エウレカセブンAOは、最初のスカブコーラルが地球に到達して、地球を破壊していく時代を描くのかと思っていたのに??
それがなぜかタイムトラベルの中にはまって行って、トゥルースというわけのわからない存在まで生んでしまった。やっぱりストーリーが飛びすぎている。

やっぱり何度繰り返しても、この話は飛んでいる。ご都合主義といえば御都合主義だが。なんだかそれを超えて理解不能だ。


スカブコーラル
世界に現れる謎の物体。キノコと珊瑚礁が合わさったような形をしている。常にトラパーを放出している。
クォーツを利用し、平行世界への扉を開くことが可能という事実が終盤で判明
クォーツ
スカブコーラルの中心に存在する核。これを回収されると活動が停止する。形は青く光るサイコロ状
スカブバースト
スカブコーラルが爆発を起こし、周囲を破壊する現象。
ポールライト
光の柱。平行世界を渡ることの出来るクォーツが作り出した。クォーツ・ガンによる改変以前には存在していなかった。

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