Trainspotting トレインスポッティング 1996
監督: ダニー・ボイル
原作: アーヴィン・ウェルシュ
出演: ユアン・マクレガー, ロバート・カーライル, ケリー・マクドナルド, ジョニー・リー・ミラー, ユエン・ブレンナー
エディンバラのヒロイン中毒の若者たちの話である。ドラッグ、暴力、セックス、盗み、そして裏切り。なんだか突拍子もなく、ぶっ飛んでた。
バックに流れる音楽もポップである。これはいつ見ても面白い。
最初に見た当時はこの映画は嫌いだった。やっぱりドラッグ礼賛的な映像が多かったからだろう。
それにレントンが、汚い便器で自分がした下痢便の中に手を突っ込むところを見て、ちょっと吐き気を感じたし。
そして無責任な赤ちゃんの養育で死なせてしまっている。今見れば、ブラックなコメディとして許せるんだが。昔は自分の中で評価が低かった。
レントンが、汚いトイレに潜って、アヘン入りの座薬を見つけるシーンは、当時はすごく斬新だった。
ドラッグの中毒の症状などが克明に描いてある。ドラッグによる幻覚が上手く表現されているし、禁断症状の描き方も面白い。
クラブで知り会ってセックスしたダイアンは、高校生だった。
おしゃべりなシック・ボーイは、007の話がいっぱい出てくるし、映画の話もそして音楽の話も。
特にショーン・コネリーがよかった映画は秘密の花園だ。というのがいい。レントンがアンタッチャブルは聞くとあれはダメだといのがいい。
個性的で人のいいスパッドは最後にお金を手にするのがいい。
モテモテで映画好きで007が好きなジャンキーのシック・ボーイ、
アル中で喧嘩が大好きな、めちゃくちゃなベグビー
トニーは、恋人とのセックスを録画して楽しんでたのに、レントンに間違ってビデオを貸してしう。それが理由で恋人と別れて、エイズになって死んでしまう。
音楽は、イギー・ポップ、ブライアン・イーノ、ルー・リードどれもカッコよかった。
題名のトレインスポッティングは、本当の意味は、 trainspottersから由来して鉄道マニアの意味である。
しかしそれは婉曲表現で、ドラッグを大抵は駅で手に入れることが多かったから、トレインスポッティングという題名にしたとのこと。
Choose Lifeのレントンの独り言は、また面白い。これが一番最初の映画に出ていることが、最後まで意味を持つ。
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