Allegiant ダイバージェントFINAL 2016
監督: ロベルト・シュヴェンケ
出演: シャイリーン・ウッドリー, テオ・ジェームズ, オクタヴィア・スペンサー, マイルズ・・テラー, アンセル・エルゴート
いままでのダイバージェントは見てきたのだが、時間が開いて所々忘れている。
トリスがダイバージェントとして彼らの世界で異端児扱いをされて、物語が展開していたのだが。
それにしても5つの派閥になること自体が最初から不思議で奇抜なアイデアで最初からうまくいかない社会にしか思えないのだが。
それにしても今回のAllegiantは、もっと展開が奇抜である。シカゴの街を観察する都市がオハラ（シカゴ空港）にあったとは。
そしてまたそこでも権力があり、デイビットという権力者が管理している。そして彼らはまた人間を遺伝子の質によって区別していた。
フォーは傷ついた遺伝子の持ち主であり、トリスは本物のダイバージェントであり遺伝子は純粋であるとされた。
この原作自体がやや子供じみていて、大人の管理社会を批判して、青少年には正しい心がありそれによって社会が変わるような概念がある。
それが、新しい世界でも適応されていて、またこの繰り返しかとがっかりした。結局同じような反乱をする展開になるのだ。
全体的に映画のつくりのせいかCGはそれなりに良いが、ところどころ作りが安っぽくB級SF映画ぽく見えてしまう。
本当は４部作で次の作品が予定されていたらしいがこの映画の人気のなさが、次の作品を作ることがキャンセルされて、
邦題にFINALがつくという皮肉な結果になっている。
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