君の名は。2016

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君の名は。君の名は。

監督: 新海誠
声の出演: 神木隆之介, 上白石萌音, 成田凌, 悠木碧, 島﨑信長

君の名はがブームになってたのだが、昔のドラマ、君の名のリバイバルかと最初は思った。それが新海監督の新しい映画だったとは知らなかった。いままで新海映画は全部見てきた僕としては、こんなにメジャーになっちゃったという感じ。でもいつもレンタルで借りて見ているから、レンタルが出るまで見なかった。
待ち遠しかった。さて期待を裏切らない映画なのかといえば、期待外れである。確かに設定は面白いのだが。秒速5センチメートル、言の葉の庭の方が好きだけど。

いままでのSF映画を二つ他したようなもの。男女が入れ替わるのは、大林宣彦監督の転校生(1982)である。彗星がぶつかる映画はいっぱいあるから、数を上げない。それに時間差と未来を変えること。これもタイムトラベル的でよくある。
さて僕が思い出す昔のドラマ君の名はも、名前を知らず男女が出会い、別れる。そしてお互いに探し合う話であるが、この映画は記憶をなくして、お互いにあったことがある人に会いたくて探し求めるところもなんとなく設定的にあっている。
面白いのは、立花瀧と宮水三葉のあの赤い組紐が、時を超えて二人を結ぶ赤い糸になっている。

さてこの作品の評価といては、僕は低めにしたが、これが日本や世界中で人気になったのは、やっぱり10代から20代前半の若者に受けるな設定、
タイムトラベル、男女の入れ替わり、バイト先の先輩への憧れ、そしてお互いに体は入れ替わっても、実際には出会えない設定、タイムトラベルによって出会った記憶が消えてもお互いを探すシチュエーションが良かったのだろう。

新海監督はやっぱり電車、山手線での出合、すれ違いなどの設定が多い気がする。今回も最後のシーンで使われている。

1200年に一度の彗星??そんなことあるだろうか??



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