Neon Demon ネオン・デーモン 2016

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Neon Demon ネオン・デーモンNeon Demon ネオン・デーモン 2016

監督: ニコラス・ウィンディング・レフン
出演: エル・ファニング, ジェナ・マローン, ベラ・ヒースコート, アビー・リー, カール・グルスマン

ドライヴやオンリー・ゴッドで観客を虜にしたニコラス・ウィンディング・レフンが、またも観客を独特な世界に誘う。
ファッションの世界を描いているが、この映画の映像の美しさは、僕を飽きさせない。そしてまだ20歳になっていないエル・ファニングの美しさがいい。

プールの飛び込み台で立つエル・ファニングがなんとも言えず美しい。
しかしその後突然、サイコスリラーに変わる。不思議な世界に入ってしまう。ルビー、ジジ、サラにジェシーは襲われ、水の入っていないプールに突き落とされ死ぬ。

それにしても最後の展開がわからない。
女性三人によって、最後にジェシーは殺されたはずである。そして食べられたのだろう。
血を顔に塗って、血の風呂に入っているのは、ルビーである。
その後に、月夜の晩に全裸で床に横たわって、床は血の海のようになる。ルビーの顔は恍惚の表情を帯びる。
ジジは、ジェシーを食べて、ジェシーの容姿に変わっていたのだ。(ジジは整形が好き、全てを整形しているということだったが。)ジジは、なぜか、ジェシーを食べた身体に異変が起きて、目を吐き出して、ハサミで腹を切って死ぬのだが、そこにサラが来て、目玉食べて去る。

最後の展開が突然すぎて、なんらかの予兆が必要だと思うんだが、確かにその予兆はあったのかも。最初のジェシーの死んだ人形のような撮影シーンは最後の予感があったのかも。

なぜジジは、ジェシーを食べた後に、彼女を身体から出さなくてはいけなかったのか?これは謎だし、サラが目玉を食べて去っていくの不思議。そしてルビーはどうなったのあろう。
なるほど結末がよくわからないサイコホラー映画だ。

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