蟲師、蟲師 続章 TVアニメ 2005-2014

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蟲師 蟲師 続章蟲師 蟲師 続章 TVアニメ 2005-2014

原作: 漆原友紀

1話は約本編だけなら25分くらいである。漫画で読むよりアニメの方がいいかも。ストーリーの流れがゆっくりで、好みが分かれるだろう。1話1話ゆっくりと見る方がいい。どれもそれほどつながりがあるわけではない。
ギンコという蟲師が、蟲に困っている人達を助ける話であるが、蟲の不思議さなどもそのストーリーに表してある。ここで描かれている蟲は、時には小さなものだったり、それが集合して巨大なものになったりもする。
なんだが中国の聊齋志異(りょうさいしい)を日本版漫画にしたようなものの気もするんだが。
時代背景は、江戸期と明治期の間にある架空の時代だろう。特に強い権力者がいるわけでなく、誰もが、ある程度自由を持って暮らしている。

ギンコは白髪緑眼で左目なくて前髪で隠している。眇の魚の話で、母親を亡くして行き倒れていたギンコ(その時はヨキ)を助けた白髪で緑の目をしたぬいは女蟲師であった。
常闇と光を放つ銀蠱(ぎんこ)(常闇の底に住む目のない魚)が池の中に住んでいた。銀蠱の光を浴びていると白髪になり、緑色の目になったものはものは、いずれは常闇になる。常闇になったぬいに触れて銀蠱に出会う。そしてギンコは過去の記憶を忘れ、ヌイと同じように白髪で緑色の目になっていた。

時々話に現れる化野や狩房淡幽のキャラクターも面白い。


普通の人には見えない見慣れた動植物とはまるで違うものである。生物とはまたちがうものである。光酒は、光り輝く命の水であり、真の闇の中を水脈のように流れ移動しており(光脈)、その近くの土地は不思議な力を持ち生命力にあふれ繁栄する。

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