The Time Traveler's Wife きみがぼくを見つけた日 2009
監督: ロベルト・シュベンケ
出演: レイチェル・マクアダムス, エリック・バナ, アーリス・ハワード, ロン・リビングストン, スティーブン・トボロウスキー
この設定は非常に面白いというか、よくこんな恋愛小説が書けたなと感心してしまう。タイムトラベルがあるから、こうした恋愛の設定があるんだ。そのタイムトラベルによって起こる、恋愛の利点、欠点が面白く書けている。
この恋愛は何が先かわからないところがまたいい。因果関係の輪廻みたいものがある。クレアがヘンリーに会いに来たのが最初なのか、ヘンリーがタイムトラベルして、クレアの子供自体に会いに行くのが始まりなのか。そこがわからないところがタイムトラベルの設定として面白いのである。
相手の喧嘩しても、別の時からヘンリーがやってきて、普通に話し合って、相手の批判をしながら世間話ができる。そしてセックスも。ちょっと不倫みたいだけど。違うんだろう。
娘も面白い設定だし、妊娠しても、うまく子供ができない。胎児がタイムトラベルしてしまうのだろうか?
クレアにとっては、子供時代から出合い、そして青春時代を話し合い、そして夫が死んでも会いに来てくれる理想的な夫なのかもしれない。あれ?映画では描かれていないが、クレアの最初のセックスはヘンリーなのだろうか?それはいつだったのか??ちょっと不思議。
タイムトラベルは、自分が死んだ後の未来にも飛べて、妻に会うことができる。それもまた素晴らしい設定である。
タイムトラベルするときは、体一つで、トラベルしたときは、裸になる設定。これは理にかなっている。どこにタイムトラベルするかはわからない。この設定はタイムトラベルとしては自然でもある。
それにしてもレイチェル・マクアダムスの笑顔は本当に綺麗だ。ラブロマンスの映画にピッタリくる女優である。
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