江ノ島プリズム 2013

  • 投稿日:
  • 更新日:
  • by
  • カテゴリ:

江ノ島プリズム江ノ島プリズム 2013

監督: 吉田康弘
出演: 福士蒼汰, 野村周平, 本田翼, 未来穂香, 吉田羊

これもやっぱりバタフライエフェクトを下敷きにした話。それもほとんど原作から何も離れていない。
確かに三人の設定、花火、プリズムの遊びなどはオリジナルであるが、タイムトラベル、最後の結末などはほぼ同じとも言えるか。今日子ちゃん、松戸先生の存在はオリジナルだが、タイムトラベルして過去の事実を変えるとどうなるかを説明する役目。今日子が地縛霊というよりは時間軸に囚われてしまっている。その設定はちょっと面白いか。それと江ノ電に乗って、おもちゃの腕時計をしていて、トンネルをくぐるとタイムトラベルする。なんだか昔のタイムマシンのドラマをミックスしたみたい。スーパージェッターとタイムトンネルを。

ミチルが修太を好きなこと、朔がミチルのことを好きなのはわかるが、修太の気持ちがどうなのかさっぱりわからず。消化不良。確かに朔は急に死んだが、もともと体が悪いのだから、いずれ死ぬとは思えないのだろうか。
ミチルも二人に自分がイギリスに行くのが伝えられないのが、じれったい。親友なら言えるはずだが。ミチルが言えないことで、何か魅力が半減している。本田翼の可愛さもあるんだが、もっと悩んで輝かなくては。

過去を変えた修太は、今までの記憶も消えているのだろうか?バタフライエフェクトでは消えていない。そこも不思議であるが。修太が最後に物思いにふけりながら二人を見るところは福士蒼汰の魅力の一つだろう。



My Rating(評価): 13/20
アクセス数:6