人狼ゲーム ラヴァーズ 2017
監督: 綾部真弥
原作: 川上亮
出演: 古畑星夏, 佐生雪, 平田雄也, 溝口恵, 前田航基
恋人という役割がどこで、結論に来るのかが今回のテーマであるが。
正直に言って、人狼ゲームの最後の展開はつまらない。それより、ゲームが終わった後は少し驚く展開だが。それでも大したことがない。
主人公蘭子は、家族を借金から救うために、もう一度このゲームに勝たないといけないと思っていたが、実は義理の父はこの運営側であり掛け金をすって借金をしていたのである。
キューピット役の八木ひなたは、蘭子に裏切られてもその運命を受け入れるのだが。それも理解できるようで理解できない。蘭子も世の中には自分に対して甘い人間しかいないとでも思っているのだろうか。
最後の蘭子の動機が理解できない。何にしてもお金を手に入れたいのだが、ゲーム運営側に入ったら義父に復讐ができるのだろうか?その保証はあるのだろうか?それよりもゲームで殺されるより、ゲームで人が殺される側に回りたいということか。
今回は、ウザいと思われそうなものから殺されていく。これが差別的であると思う。主人公はどこでも、指名されてもよさそうだが、指名されないのも不思議。確かに恋人を持っていてそれで守られている。もう一人の恋人も攻撃されないのがおかしい。というよりはいつもウザさそうなのが殺されていくので助かっている。かなり展開が強引でもある。キューピットは一緒に助かるルールだったっけ?最後までそこが不思議なんだが。
人狼の吉原虎之介の'キャラも特に面白くない。普通のキャラである。
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