火の鳥 生命編 手塚治虫 1980

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クローンの話が中心。これは因果応報を中心に描かれている。テレビプロデューサー青居はクローン人間を使った殺人番組を考案する。そして人間のクローンを作るようにアンデスの山奥の研究所に行くのだが。自分のクローンができて、クローンが狩りの標的になる。最後に青居は、自爆してクローン工場を破壊する。
今回も火の鳥は狂言回しで、青居に罰を与えて最後に彼の死で自分の間違えを正させる。
これも昔に読んでいるが印象に残らない。手塚治虫の短編集の一つのような気がしてしまう。
クローンというのはこの時代非常に新しい考えだった。そして最後に生き残った青居が元の本人だったのかクローンだったのかはわからない設定になっているところが面白い。

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