The Legend of Tarzan ターザン:REBORN 2016
監督: デイビッド・イェーツ
原作: エドガー・ライス・バローズ
出演: アレクサンダー・スカルスガルド, マーゴット・ロビー, サミュエル・L・ジャクソン, クリストフ・ヴァルツ
久しぶりにターザンの映画を見た。アニメは僕の趣味に合わないので見ていない。
以前あった作品では、クリストフ・ランバート主演のグレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説があった。それに近い作品だろう。ターザンものの映画としては、これもグレイストーク卿になってからの作品である。
ジェーンを演じているマーゴット・ロビーの美しさもいいし、アレクサンダー・スカルスガルドのターザンはイメージ通りである。でもこれはハイランダーを演じていたクリストフ・ランバートのイメージに近いからもしれない。
ストーリーの展開は早く、飽きさせない。十分の楽しむことができる、昔流に言えば冒険活劇映画である。
最後のスペクタルなシーンは、不満点がいっぱいある。まず水牛が港町を襲うシーンだが、水牛の動きのパターンがまったく同じでこまかな動きの違いを描いていない。全く手抜きである。そしてあの港は大河にあるのだろうか??そうでないとワニがあんなにいないはずだが。今後は国土の大半が大陸にあって、海に面しているのは西海岸が少しあるだけである。んーこの描き方はどうなんだろう??
ジャングルのツルで次々と飛び移るシーンは、ターザンのアニメのイメージや、スパイダーマンの動きが使われているようだ。昔のターザンの動きではない。
動物がCGで簡単に描けるようになったのでこうした映画を低予算で作ることができるようになったのは確かである。しかし、僕はゴリラや、ライオンの描き方はまだまだで、あまり力を入れていないような気がした。そこは残念か。
アレクサンダー・スカルスガルドはスェーデン出身の俳優。バトルシップでも出演している。マーゴット・ロビーは、The Wolf of Wall Street、Focusなどに出演している。
僕の大好きなエドガー・ライス・バローズの原作である。随分昔にみたクリストフ・ランバートのグレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説(1984)が印象的である。その前の類猿人ターザン Tarzan the Ape Man (1981) はあまり印象がないが、きっとボー・デレクのジェーンが話題になったのだろう。その前は、ジョニー・ワイズミュラーのターザンである。これは1932年の映画であるから本当に古い。2003年には、テレビドラマのターザンがあったらしいがこれは見ていない。あとはディズニーのアニメのターザン1999と2013である。
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