ヒーローズ・リボーン Heroes Reborn 2015

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ヒーローズ・リボーン Heroes Reborn 2015

制作: ティム・クリング
出演者: ジャック・コールマン, ザッカリー・リーヴァイ, ロビー・ケイ, 祐真キキ
ライアン・グスマン, ヘンリー・ジェブロフスキー, マシ・オカ


人間と超能力者(Evos)が集まり、人類共存を目指した平和サミットがテキサスのオデッサで開催されたが、爆発テロが起きる。助かったノア・ベネットは娘のクレアを探す。しかし彼女を見つけることができなかった。

まず衝撃的な話題から、あの不死身のクレアは死んだのだろうか?
クレアの死の真相は?というところから始まる。しかしクレアを演じたヘイデン・パネッティーアのクレディットがないことから、このシリーズでは、やはりクレアは死んでいるのだろうと予想ができる。

今回の作品は二人組みが印象的だ。
まずは、日本からの二人の若者、ミコとレン、そして超能力をねらうリュークとジョアン、妹の行方を探す兄のクェンティンと超能力者の能力を使えなくさせる妹のフィビー、最後に主人公のトミーとマリナ。彼は双子で男の子と女の子。世界を救う運命があり、別々に育てられた。あれこの設定はどこかにあった。スターウォーズだ。
トミーは空間を行き来できる能力を持っている。本名はネイサン。マリナは自然の力を操る能力を持っている。

ストーリーの展開はヒーローズの最初の頃と同じように面白い。どんどん先が見たくなる魅力がある。途中は、すこしだらけて今回は低予算だと思わせるところもあるが。

陰謀を企むエリカは、自分のクローンを操るハリスを使い超能力者たちをコントロールしていた。エリカは、ヒロ・ナカムラの時空を移動できる能力を使って限られた人間を未来に送り自分の都市を築こうとしていた。娘のテイラーは母の本性を知り、超能力者に手を貸すようになる。

日本人のゲーマーであるレンは、ネットゲームを攻略してメッセージをもらう。メッセージ書かれてあった住所を訪ねるとそこにカタナガールのミコがいた。ミコはレンからのメッセージで、カタナを見つけ、ネットゲームの世界に入り父を助けるために要塞を攻略しようとする。
ヒロ・ナカムラは、エリカの陰謀で天才コンピュタープログラマー、ハチロー・オオトモの手にかかりコンピューターの中に閉じ込められていた。
ミコは、レンの助けを借りて、本当の目的はヒロ・ナカムラをたすけることだということを知り最後のステージを攻略してヒロ・ナカムラを解放する。

ノアは真相を探るためにエリカの周辺を探るが、妹をさがしているというクェンティンと知り合い、敵の建物に侵入する。

超能力者を追跡し殺すリュークとジョアンの夫婦は、実はオデッサのテロ事件で息子を亡くしたため、超能力者に復讐をしていた。ところが、リュークに超能力があることがわかり二人は別れる。リュークは絶望し自殺を図るがそれを助けたのは双子のひとりのマリナであった。

アンジェラ・ペトレリは彼女の予知能力で地球に危機が迫っていることに気づいた。
エリカに地球の危機を相談したが、それを悪用されてしまう。地球の危機を救えるのは二人でそれは、クレアの子供だった。
実はトミーとマリナはクレアの子供で双子であった。クレアはトミー(本名はネイサン)が持っていた人の能力を奪うことができるため、クレアは不死身の能力を使えず出産時に死んでしまったのである。

ヒロの助け手を借りて、オデッサのテロ事件の前に戻ったノアは、真相を知る。そして自分が記憶をなくしてた真相も知ることになる。ネイサンをエリカに連れ去られたあとに、マリナに出会う。

エリカに捕らえられたネイサン(トミー)は、
未来に生きエリカの計画を知る。そこに、カタナガールのミコが出現する。

クレアの写真と、クレアが飛び降りる映像が挿入されているのはいい。

そうか最後は、リュークはジョアンを、クェンティンは、フィビーを。これは何だろうか。ティム・クリングの意図があるのだろうか。
そして、地球を救う鍵が実は、ノアだったとは。なるほどノア・ベネットはそうなるのか。ちょっと悲しい。今までノアのことは最初は好きになれなかったんだけど、どんどんヒューマンな面が出てきてシリーズの最重要な人物だったのに。

最後はまだこのシリーズが続く予感があるのだが。そうか、ネイサンとマリナの母は、クレアだが父は誰なんだろう。


前回のヒーローズから続いて出演しているのは、
ノア・ベネット、ヒロ・ナカムラ、モヒンダ・スレッシュ、マット・パークマン、モリー・ウォーカー、ハイチの男

テイラー・クラヴィッド役のイヴ・ハーローは見覚えがありすぎる。ヒーローズに出ていたかと思ったくらいだ。実はThe 100のマヤである。キリングにもファーゴにも出ていた。

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