The Hunger Games: Mockingjay - Part 2 ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション  2015

  • 投稿日:
  • 更新日:
  • by
  • カテゴリ:

The Hunger Games: Mockingjay - Part 2 ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション  2015

監督: フランシス・ローレンス
出演: ジェニファー・ローレンス, ジョシュ・ハッチャーソン, リアム・ヘムズワース, ウディ・ハレルソン, ジュリアン・ムーア

僕にはこのエンディングにはびっくりした。今までアメリカにない、沈痛で、孤独で、パーソナルな映画になっている。
アクションもあまり足しいたことがないし、カットニスがスノー大統領を暗殺に行くが、彼女の仲間たちの多くが犠牲になっている。そして最後に彼女の妹プリムも死んで行く。ここまで反乱軍が優勢だったのに、暗殺を計画するのは正しかったのだろうか。そしてコインを殺したのは、正義のため、それとも妹の仇?

カットニスは常に政治に利用されてきた、それもメディアを使って。それはスノー大統領の支配のために、次は、反乱軍の宣伝のために。しかし作られた偶像にどんな運命が待っているのか。それは一つの真実かもしれないが、アメリカ的は新しいリアリズムかもしれないが、その成り行きは、単純で画一的でしかない。最後はやっぱりハーッピーエンドなのである。
もっともっと複雑であるのが本当かもしれない。王国支配のヒーローになり、その王国の反乱軍の象徴となり、反乱軍のリーダーを殺したものは、たとえ民が平和になっても幸せが来ることはないのが普通である。誰かに暗殺されるの結末なんだが。

小説を読んでいないが、小説はもっと暗そうである。映画的にはシリーズ最後に盛り上がりが全くないし、最後はダイジェスト的になってしまっている。残念なストーリーとできである。

My Rating(評価): 12/20
アクセス数:6