dreaming on clouds

Fantastic Four ファンタスティック・フォー 2015

監督: ジョシュ・トランク
出演: マイルズ・テラー, ケイト・マーラ, マイケル・B・ジョーダン, ジェイミー・ベル

どうしたんだろう。わくわくしない映画である。それもファンタスティック・フォー で。監督がクロニクルのジョシュ・トランクだからだろうか、ダークサイドのファンタスティック・フォーである。ただあまりにも展開が遅く、そして暗く最後は簡単にあっと終わってしまう。どこか観客の気持ちを無視した映画である。
理由は、
マーベルコミックと、監督のジョシュ・トランクとはかなり衝突があった様子。マーベルコミック側が最初の作品を嫌って再度撮影をしている。なんだか不時着した映画は最初がゆっくり途中が早い展開で終わってしまっている。マーベルは残酷な暴力シーンを削除してしまっている。

クロニクルの監督だったジョシュ・トランクが描きたかったのは、ダークの世界に行ってしまったビクター（ドクタードゥーム）だろう。彼がどうして地球を破壊したいのか描きたかったのだろう。そこがカットされているんだろうと思う。
ただ、マーベルが思い描くファンタスティック・フォーは、もっと子供向けでファンタジーの世界でいいのだ、誰が悪者になったても、その悪者がどんな考えをしているかなどは全く関係ないのだから。

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