進撃の巨人考察 (進撃の巨人23巻までで)

  • 投稿日:
  • 更新日:
  • by
  • カテゴリ:

進撃の巨人22進撃の巨人考察

この漫画は、一度読んだらどんどん引き込まれる魅力を持っている。
設定が非常にいい。ファンタジーでありながら残酷な状況があり、主人公が必死で生き抜くところで最初に魅了される。特にひ弱で過酷な状況下で生きていけない若者たちが次第に力強くなっていく所だろう。ところが、ストーリーはそれだけでなく非常に多くの謎が用意されている。推理小説的な面白さもある。
単に最初の人食い巨人が村を襲う、街を襲う、国を襲うという設定だけではないのである。
主人公のエレンの生い立ちに深い謎が隠されていた。それだけでなくもう一人の主人公ミカサにも生い立ちの謎がある。
巨人も突然主人公が変身するのもびっくりしたが、実はその巨人化する能力にも謎があった。そして巨人の能力を狙う、巨人化できる人間たちのグループもいた。それもエレンたちの仲間の中に潜んでいたのだ。謎が謎を呼び、アッと驚くような仕掛けが最初からされているのである。

次第に巨人の謎は明かされているが、また謎がある。それがこの漫画を非常に面白いものにしている。

この漫画を描く時に、どこまで深くそして壮大にプロットが考えられてあったのだろうか。そして読むものを驚かせる展開を繰り返しながら謎が次第に明らかになっていく。そこがすごいのである。
ファンタジーの世界を描いているが、それなりにロジックがあり謎が解かれていく楽しさがある。

22巻の最後ではついに、エレン、アルヴィン、ミカサたちは遂に壁外からもっと遠くへ行くことができ、海を見ることができた。

王国の謎 かなり明らかになってきた。
影の地方貴族レイス一族が本当の王国を支配していた。彼らはこの国を築いた巨人の王であった巨人の能力を持っていた。それは民の心を操ることもできる能力だった。
彼らの能力は、壁の王なのかもしれない。始祖の巨人との関係はまだそれほど明らかでない。今はヒストリアが継承しているが、壁の王の能力は、エレンが持っているのかも。
エルヴィン達が住んでいる王国は、パラディ島だった。島の中の城塞だった。

巨人、巨人化の謎 これも明らかになってきた
巨人は実はもともとは人間であった。どうして巨人になるかはまだ明らかではないが、その後長い間年をとらず生きていることができるようだ。確かにエレンの父が持っていた注射液は巨人化させる効力がある。
奇行種と思われた巨大な猿も、9人の巨人の一人であり、エレンと異母兄弟のジークだった。
エルディア人とマーレ人との関係がはっきりして、巨人の始祖ユミルの民族エルディア人しか巨人になれない。
無垢の巨人(ただ人間を食べる巨人)は、マーレ人が巨人の脊髄液をエルディア人に注射して巨人化させたもの。エルディア人を巨人にして、マーレ人の国に侵入しないように巨人で防御していた。

巨人になった人間に戻れる手段は今の所一つ、巨人化できる人間を食べると、人間に戻れて巨人化できる能力まで持つ(継承)。エレンは、父から巨人化する薬を打たれて巨人化して父を食べたから、今の能力を持っている。それだけではなく王の巨人を食べて、民を操る能力を持ったと思われたのだが、王家の血筋しかこの能力は発揮できないようだが。


なぜ、鎧の巨人、超大型巨人が襲ってきたか
マーレ人が王国を支配したかった。王国にある資源、そして座標の中心の始祖の巨人を手に入れたかった。

壁の謎 これも少し明らかになった。
今ある王国の壁には巨大な巨人が中に潜んでいる。これはこの国が作られた時に、巨人の王が、巨人たちを操り壁を作ったようだ。その能力は王家で継承されてきた。これが9人の巨人の一人壁の王の力。

エレン・イェーガーの生い立ち
父グリシャ・イェーガーは実は、壁の外からやってきた。つまり王国の人間ではない。巨人化できる人間だったし巨人化の秘密を知っていた。
父グリシャがレイス家のフリーダ、その他の家族を食べて彼らの能力を奪い、その後エレンを薬で巨人化させ、自分を食べさせた。エレンはその時の記憶を失ったまま、巨大な巨人の能力を授かっていた。

グリシャ・イェーガー(エレンの父)21巻より明らかになってきた。
エレンの父はやはり壁外の人間で巨人の秘密、壁の中では知られていない人類の歴史を知っていた。
子供の頃、8歳の妹をマーレ人の兵隊により殺され、それ以来マーレ人を恨んでいる。
王家の血族のダイナと結婚して、ジークを生む。ジークをマーレ人のスパイに送り込む計画を立てたが、ジークに密告されて反対に捕まってしまう。グリシャ・イェーガーは助けられたが、妻のダイナは巨人された。グリシャ・イェーガーはいままでエルディア復権派を助けてきたフクロウだった。彼は進撃の巨人の能力をグリシャに与えて、壁の中に行き、始祖の巨人を手に入れるように命じる。そして王国に入り結婚する。


ミカサ・アッカーマンの生い立ち
アッカーマン家は代々、剣の使い手であり、王の洗脳に免疫がある。実はリヴァイ、憲兵団のケニー・アッカーマンも血縁関係にありそうだ。ミカサはとくに母が東洋人なので、彼らも王からの洗脳に対して免疫力があった。アッカーマンは今後も洗脳力のある敵に対して強力な力を発揮するだおる。

アニ・レオンハートの秘密
彼女が、エレン以外に最初に巨人化できる人間だった。女型の巨人になり、エレンを奪うのが目的だった。最初からエレンの104期兵に入ったのもそれが目的だろう。そしてライナー・ブラウンもベルトルト・フーバーもエレンを狙っていたのだろう。どうしてアニは、エレンを倒した時に食べなかったのだろう?エレンの能力が必要ならアニが食べればよかったはずだが。
ただ、アニが倒された時に、クリスタルグラスの中に入る能力は他の誰も見せていない。

座標の謎 これも明らかになりつつある。
巨人化できる3人が狙っている。どこにあるだろう。エレンの能力が座標の可能性が高い。他にはイェーガーの家の地下室にも秘密がありそうだが。エレンの父グリシャ・イェーガーが隠したのだろう。ー>ー>ー>
座標とは、始祖の巨人のことのようだ。
巨人の肉や骨はある道を通って送られてくる。過去の記憶もそうであると。その元にある、道が交わるところの座標が始祖の巨人ということ。つまり巨人の根源というところか。


巨人化できる注射液、薬
この薬は、注射しても液体が体に触れても巨人化できるようだ。もともとの人間の能力なのか、注射液の種類によってなのかわからないが奇行種にもなれるようだ。エレンが飲んだ液体は鎧化する能力を持つことができた。リヴァイがもった注射液は今後、新たな展開のキーとなるだろう。
確かにキーだった、リヴァイは、団長のエルヴィンではなくアルミンを選び、彼を超大型巨人にした。
23巻でジークの髄液を抜いてこれを注射して、ジークの叫びに反応して無垢の巨人になる。そしてジークの命令にも従う。これはジークが王家の血筋だからだろう。

エルディアとマーレの歴史
ユミル・フリッツが大地の悪魔と契約して巨人になる力を手にいれる。
彼女の死後、9つの巨人に魂を分けてエルディア帝国を築いた。
古代の大国マーレを滅ぼした
エルディア人が征服していたが、1700年続いた統治が終わり
マーレ人が9つの巨人のうち、七つを手に入れて80年前に勝利した。
フリッツ王は80年前にパラディ島に逃げて3重壁を築いた。
マーレ派エルディア人は本土に残り、差別を受けていた。

80年前にフリッツ王が残した言葉は、壁の中にいる幾千万もの巨人が襲うだろう

なぜ設定が80年なのだろうか? これは時代的には合っている第1巻にあるのは、今から107年前我々以外の人類は皆巨人に食い尽くされた。と書かれているから。エレンの父グリシャが子供の頃に聞いた話なので、エレンの子供の頃に107年というのは確かに設定が合っているし、こまかな年数まで設定されているといことは、かなり原作で最初から計算された年数ということだろう。
壁の中の民は全ての記憶をなくし、フリッツ王によって書き換えられていたからだろうか?? 何年続いていたのだろうか?

壁の王?壁を守っている王、始祖の巨人と不戦の誓いをした。壁の王が民から記憶を奪い、壁の外の人間は滅んだと信じさせた。

始祖の巨人は壁の王からエレンに託された。

無垢の巨人
今まで人を食べてきた巨人。実はマーレ人がエルディア人を巨人の脊髄液を注射して巨人化していた。意識はなく、人を食べる欲求だけがある。

リヴァイはエルヴィンを選ばすアルミンを超大型巨人にした。隊長のエルヴィンは死んだ。

エレンの父はやはり、壁の外の住人で別の大陸からきた人間だった。そしてエレンの父と結婚した女性は王家の血筋である。
ジークは、王家の血筋であり、エレンの異母兄弟だった。

これから明らかになること。
そしてマーレ人は、7つの巨人しか手に入れていないので、エレンの巨人以外にもう一つどこかにある。それが壁の王か。
マーレ人はエルディア人から巨人の候補を選んだということは、エルディア人しか巨人になれない。だから悪魔の末裔と呼ばれ、マーレ人から嫌われている。
エレンの巨人に、他の巨人を操る能力があるのだろうか、これはジーク達が話をしていた座標と関係があるのだろうか?座標とは、
巨人化する注射は誰が作ったのか未だ不明だが、マーレ人は手に入れている。

そもそも巨人の力を手に入れたのはどうしてなのか?
多くの人を巨人にさせる能力についてはまだ不明。みんなに注射を打った??
エレンの父に情報をながしていたフクロウは誰か?
エレン・クルーガーだった。子供の頃に妹を犬に噛み殺させた兵隊の同僚だった。そしてこのエレン・クルーガーが進撃の巨人の能力を持っていた。これがエレンの父に、そしてエレンに受け継がれる。


人食い巨人はどうして作られたのか?もしかして外からマーレ人の侵攻に対する防備ょだったのか?コレア逆だった。
マーレ人がエルディア人の不穏分子に注射を打って巨人にしていた。

ジークは父に騙されていたと言っていたが、それは真実だろうか?
ジークは父を裏切ってマーレ人の手先になった。でもその後はどうなんだろう?
ユミルと巨人の始祖のユミルとの関係は?
ユミルは巨人の始祖と関連のあるような詐欺を働いていてみたいだ。


非常に強い能力を持った9つの巨人
今のところ9つの巨人のうち、7つしか現れていない。
始祖の巨人が滅びるときに9つの巨人を作った。始祖の巨人は無垢の巨人を操ることができる。(これは王家の者ならできるようだ。ジークはできている)

始祖の巨人 エレン・イェーガー?
進撃の巨人 エレン・イェーガー
超大型の巨人 ベルトルトからアルミン
女型の巨人 アニ
顎の巨人 ガリアード ライナーの弟? 前はユミル
鎧の巨人 ライナー
獣の巨人 ジーク
車力の巨人 ピーク(女性)

23巻ではガラリと変わって、四年後のマーレ側の話になる。ライナーやジークたちの巨人を継承する者がたちが描かれる。そいてライナーの生い立ちも。ユミルが死に、ガリアードが顎の巨人になったこと。あの四つ足の巨人はピークという女性だった。

今までにわかったこと23巻で4年たったあと

獣の巨人のジークは、エレンの異母兄弟の兄であること。
隊長エルヴィンは死に、ハンジ、リヴァイは生き残った。
アルミンは巨人化して、ベルトルトを食べて巨人の力を持った。
エレンの父の前妻の王家の血を継ぐダイナは、巨人となっていて、エレンの母を食べた可能性がある。
巨人の能力を身につけたものの寿命は約13年である。これは始祖ユミルもそうだった。レイス家の継承間隔も同じようなものだった。
エレンはあと4年しか残されていない。ライナーはあと2年、ジーク1年
巨人の能力が継承されなかった場合は、次に生まれてくるユミルの民の誰かに突然その能力が現れる。
ユミルは死んで、ガリアードが顎の巨人になった
4つ足の巨人は、ピークとい女性


新たな謎

壁の王?壁を守っている王、始祖の巨人と不戦の誓いをしたのはなぜ?

9つの巨人のうち、まだ出てきていないのは2つ。そのうち、始祖の巨人、壁の王は名前だけは知られているが、他の3つはなにか?


新しい予想

エレン、アルミンが巨人になったのだから、アニの巨人の能力は、ミカサが引き継ぐんじゃないだろうか?まだわからない。
ヒストリアとユミルの関係は、これは壁の王と始祖の王の関係だったりして。これは間違いだった、ユミルは死んだ。
エレンの父の前妻のダイナが巨人になっているが、どうなったのだろうか?不明のまま
ライナー、ジーク、アニはどうなるのか? 
ライナーは鎧の巨人を誰かに継承するだろう、
ジークは密かにマーレ顚覆、エルディア人の独立を考えていないか?

ヒストリアは壁の王になる能力を持っているのか

進撃の巨人 Attack on Titan

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙 2015

進撃の巨人考察

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 2015

アクセス数:108