The Strain ザ・ストレイン 沈黙のエクリプス 2014-

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The Strain ザ・ストレイン 沈黙のエクリプス 2014

原作・企画・製作総指揮・脚本・エピソード監督:ギレルモ・デル・トロ
出演: コリー・ストール, ミア・マエストロ, デヴィッド・ブラッドリー, リヒャルト・サメル, ショーン・アスティン

監督のギレルモ・デル・トロは、パシフィック・リムや僕の大好きな作品であるパンズ・ラビリンスの監督である。彼とチャック・ホーガンで書き上げたザ・ストレインを原作にしたテレビシリーズある。

監督のギレルモ・デル・トロは、パシフィック・リムや僕の大好きな作品であるパンズ・ラビリンスの監督である。彼とチャック・ホーガンで書き上げたザ・ストレインを原作にしたテレビシリーズある。

太古の昔から続く悪魔の呪いがニューヨークに到着した。乗客はすべて静まり返って死んでいる。この飛行機の惨劇はよくある出だしだ。最初は感染のパニックシリーズかと思ったが、なんだか違う。なんか悪魔的でヴァンパイア、ゾンビに関連した作品である。

それにしても死体の解剖で、口から出た蛇のようなものを抜きとるシーンはグロテスクである。作品でウイルス感染と言っているが、出てくるのは、線虫でありウイルス感染ではないのだが。それと感染したモンスターでは、生殖器が変化して男性では取れてしまう。なかなか凝ったグロテスクな設定である。

ヴァンパイア、ゾンビものでそれほど新しいものではないが、なかなか展開が面白くてずっと見てしまう。しかし徐々に展開に緊張感がなくなってくる。どうして主人公達は無事なのか理由がわからなくなってくる。

乗客全員が襲われたのにも関わらず、他の人間は逃げる時間があったはずだが。同時に同じような体勢で死んでいるのはどうしてだろう??

どうして最初にセトラキアンの質屋を襲わないのか全くわからない。ストーリーの展開の都合でついに彼らは襲ってくるのだが。マスターの居所も簡単に見つけられるし、マスターにたどり着くの意外と簡単なのもどうしてだろうか。
最後はどうしてマスターは太陽の光が容易に浴びてしまう屋根裏を選んだのだろうか。全く展開が簡単すぎる。
シーズン最後では、セトラキアンはマスターにとどめを刺さずただじっと見ているだけだった。これではあまりに緊張感がない。
それにマスターの恐ろしさも次第に減ってきてしまった。ザックとバンパイアの母の関係もややお涙頂戴でおもしろくない。

最初は面白かったのだが、ストーリが進む間に評価がどんどん落ちてしまった。これは三部作となっていて3シーズンが決まっている。

ストリゴイ
ストリゴイ=ストリゴアイカとも。ルーマニアの伝承における魔物。西欧で ヴァンピール(ヴァンパイア)と呼称される魔物。生ける死者とも、死せる吸血鬼であるともいう。 赤毛、青い目、2つの心臓を持つという

エフライム・グッドウェザー(エフ)
CDC所の疫学者。元妻のケリーとザックの親権を争っている。
しかし同僚のノーラとも関係がある。

ノーラ・マルティネス
エフの部下のCDCの職員。

アブラハム・セトラキアン
質屋の店主。トレブリンカ強制収容所に収容されていたが生き残り後にウィーン大学教授となり、最後にニューヨークに移り住んだ。

ヴァシーリ・フェット
ロシア系移民の子供。ニューヨーク市の仕事を請け負っているネズミなどの害獣駆除業者

トーマス・アイコールト
ドイツ人でナチスの収容所で働いていた。現代でも当時の願望で生き続けている。しかし実際はヴァンパイヤとなって、仮面をつけている。

ジム・ケント
渉外担当。エフの部下。ストーン・ハート、アイコールトと妻のガンの治療費を稼ぐために裏契約をした。

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ストレイン シーズン2 The Strain seaon2 2015 コメントはこちら

My Rating(評価): 13/20
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あらすじ

Night Zero ナイト・ゼロ
ベルリンからレジス・エアーのジェットではJFKに着陸前に貨物室に潜んでいた怪物があらわれ乗員を襲う。管制塔からの当為かけになんの応答もない飛行機は自動操縦で着陸する。ニューヨークのCDCのメンバーであるエフとノーラは、調査を開始する。機内には高濃度のアンモニアが充満し、乗客の206人は死んでいた。調査中に機長を含む4人の生存者を発見する
ニュヨークのハーレムの質屋でユダヤ人のアブラハム・セトラキアンは、テレビのニュースをを見て空港に向かう。杖に剣を隠し持っていたため逮捕されるが、ノーラに死んでいるものも、生きているものも首を胴体から切り離して殺さなければならないと告げる。
ストーンハートグループでは、トーマス・エイクロフトと当主のエルドリッチがこの事件に関わりがあることが明らかになる。そしてエイクロフトの目は爬虫類のような瞬きをする。
死亡した乗員は剖検中に生き返り、解剖医に襲いかかる。生還した4人にも変化が起きていた。飛行機に乗っていた少女のエマは、家に戻っているのを父が発見する。

The Box 消えた積み荷
エフとノーラは生き残りの4人を隔離するように指示を出したが、上からの圧力でその計画は阻止される。飛行機に積んであった巨大な古い箱が発見される。その中には土が入っていた。空港の管理員が再度チェックするとモンスターが現れ彼の頭部を踏みつけて押しつぶした。
エフとノーラは、箱が何者かによって持ち出されてしまったことに気づく。すぐに空港の出口を封鎖するのだが失敗に終わる。
生還した4人の変化次第に悪化していきモンスターに変身していった。
逮捕されたセトラキアンのところにトーマス・エイクロフトが面会に現れる。そしてセツラキアンを番号で呼ぶ。彼らは旧知の間からであり、エイクロフトの姿はほとんど変わらないとセツラキアンは言う。エイクロフトは、棺桶は川を越えたので、ゲームは終わったと語る。それに対し、セトラキアンは私が生きている限り、ゲームは終わっていないと語る。
ヴァシリー・フェットは、ニュヨークのねずみ駆除係であるが、ニューヨークの地下でなんらかの異変があることに気づく。
エフとノーラは、機長のドイル・レドフェムに会う。機長は耳鳴りがひどいと話す。そして大きな箱については、離陸直前に政府関係者が載せたと話す。
レドフェムは症状が強くなり病院に行く。そして彼の体にUVを当てると皮膚の中に多くの虫が這い回っているのを発見する。
エフとノーラは、遺体安置所に行くが、そこは荒らされていて、すべての死体が消えていた。
エマが、バスタブにはいっているのを父は見つけるが。水の中に彼女が毛髪が抜け落ちているのに気づく。エマの口から突然、大きな触手のようなものが伸び父の首に襲いかかり血を吸い尽くした。


Gone Smooth 不吉な予兆
トーマス・エイクロフトは、仮の姿で中身は悪魔であった。
エフとノーラそしてジムはチーフのエヴァレット・バーンズにすべての死体が消えてしまったことを告げるが、もうこれはCDCの担当でないと言い切られる。
ロックグ歌手のガブリエル・ボリヴァーは飛行機の生き残凝りであるが、次第に体の変化進み、取り巻きの女性の首に噛みつき、そして性器が取れてしまう。
機長は次第に重篤となるのだが、突然病室から消えてしまう。ジムは地下室で、輸血用の血を吸っている機長を発見する。そこにノーラが現れるが、触手のような舌で襲いかかられる。エフも到着して、最後に消火器で彼の頭を潰して殺す。
It's Not for Everyone 試される覚悟 エフ、ノーラそしてジムは死んだ機長の死体を検分する。性器は無くなっていて、口から飛び出した触手は腹部まで達して大きな虫のようのような形をしていた。そして強いアンモニア臭があった。
乗客の中の生還者の一人アンセルは自分の異変に気付き、子供達と妻を妻の実家に戻るように説得した。家に戻った妻のアンマリーは、飼い犬が殺されて血まみれになっているのを発見する。物置小屋の中を調べると自ら鎖で縛ったアンセルがモンスターに変化しいているのを発見する。アンセルにはまだ意識があり自分をこのままにしておいてくれという言葉聞き入れる。
飼い犬を埋めていることころに隣人が訪ねてくる。隣にもうなり声が聞こえて迷惑だと話す。彼は犬が吠えているかと思ったと話す、アンマリーは犬を殺したはこの隣人だと気づく。そして執拗に警察を呼ぶと話す隣人を物置小屋に連れていく。
エフとノーラは乗客だった少女のエマの家に行く。すると血まみれのエマを発見する。彼女が二人に襲いかかるところにセツラキアンがあわられ、エマの首を切り落とす。そこにエマの父が襲いかかり彼の首を切り落とす。
この惨劇にノーラは耐えられずその場を離れる。残ったエフとセトラキアンで死体を燃やすためのガソリンを探す。

Runaways ストリゴイ
ロック歌手ボリヴァーの性器に異常があるため、泌尿器の医師が呼ばれた。マネージャーのルビーが彼らを発見した時には、ボリヴァーが医師の首から触手によって血を吸っているところだった。ルビーは逃げようとするが足をくじいてしまう。電話で、明日のコンサートをキャンセルし、ボリヴァーが誰かを殺したと告げる。
セトラキアンは、エフにマスターの存在を話す。彼がすべてのヴァンパイアを操っていること。彼が感染の源であることを話す。
物語は、セトラキアンの若い頃に強制収容所に運ばれ、アイコールトとの出会いが挿入される。そしてマスターと呼ばれるモンスターが夜な夜な眠っている囚人の血を吸って殺しているのを目撃する。
もう一人の生き残りのジョハンは、少しづつ症状が発現していた。
エフとセトラキアンはアンセルの家を訪れる。そこで妻が首をつって死んでいるのを発見する。物置小屋の物音に気づきそこにヴァンパイヤがいることを知る。二人で物置小屋に入り、アンセルと襲われた隣人の首を切り落とす。
ストーンハートのCEOのエルドリッチ・パーマーは腎移植の手術から目を覚ます。主治医からは、もう大きな手術に耐えられる体力はないと知らされる。
ジョアンの家政婦は彼女の異常に気づき、子供達を自分の家に避難させる。
フェットは、地下道を探索するがそこでヴァンパイアの群衆に襲われ、かろうじて逃げることができた。彼らは日光を嫌っていた。
ノーラは、母の老人擁護施設で母がここにいるように説得していたが、そこでヴァンパンイアが人を襲っているのを目撃して二人で逃げ出す。
エフは、CDCのキャナリチームの本部に行き、ビデオに撮った一部始終をボスのエヴェレット・バーンズに報告する。しかしボスはそれを信じず、機長を殺した疑いでFBIに通報する。ジム・ケントはエフを助け連れ出して逃げるように助言する。

Occultation 皆既日食
エフは元の妻のケリーにニューヨークから逃げるように忠告する。しかし彼はケリーのボーイフレンドのマットにFBIに通報され逮捕されてしまう。
マスターの棺桶を運んだガスは、またアイコールトから依頼され、ジム・ケントともに機長の遺体を処分する。
ノーラもFBIに追われていることを知り、セトラキアンのもとに逃げる。
FBIに逮捕されたエフは、機長殺しについて尋問を受けるが断固として否定する。
フェットは、ロングアイランドの健康局に行くが、そこで二人がヴァンパイアになっていることを発見する。そして日光に彼らを暴露させて殺す。
エフはFBIのエージェントに事の一部始終を話すが、彼らは信じない。そこで死体を見せると話す。
そしてニューヨークでは予報されていた皆既日食が始まる。
FBIの車に乗っていたエフは、ヴァンパイアとなった剖検医のベネットを発見する。ベネットはFBIの二人を殺す。エフはなんとか手錠の鍵を手に入れてその場を逃げ延びる。
ガスとフェリックスは路地でベネットに遭遇し襲われる。フェリックスは触手によってかすかな傷を手に受ける。ガスはベネットの頭を殴り倒す。そこに警察官が来て二人を逮捕する。
エフはセトラキアンの質屋にたどり着いて、ノーラ親子と出会う。

For Services Rendered 才能への褒美
生存者ジョーンの夫は通りでヴァンパイアから逃れるも、自宅に入った途端、ヴァンパイアと化した妻の餌食となる。セトラキアンの質店に身を寄せる指名手配犯として逃亡中のエフとノーラは、感染者のゼロ号であるマスターを殺す計画に協力することに。セトラキアンが宿敵アイヒホルストと、その黒幕マスターとの戦いのために準備してきた武器や物資を整備する。エフとセトラキアンはジムを使ってアイヒホルストをおびき出し、昼間は暗闇に身を潜めているマスターの居場所を突き止めようとする。
家政婦のネーヴァは、夫のラスに電話をして彼女の妻の状態が悪く早く家に戻るように伝える。彼は、ネーヴァに子供達を彼女の家に連れて行くように頼む。
ラスは、家に電話をかけるが誰も出ない。タクシーで家に戻るがあたりは誰もいないように見えた。隣人の一人が歩いていたのでタクシーから出て声をかけるが、ただらぬ気配を感じて、タクシーに戻る。タクシーの運転手にすぐに逃げるように頼むが、運転手は拳銃を持って外に出てしまう。そしてヴァンパイアの触手に襲われてしまう。
やっと家に逃げ帰ったラスは、妻を呼んで警察に電話をするように頼むが、彼の前には血まみれになった妻が口を開けて彼にめがけて向かってきた。
セトラキアンの工房で、彼は、ヴァンパイアには銀製の銃弾が効果があることを説明していた。エフは、セトラキアンの案であるマスターを殺せば、彼の操り人形たちはすべて死ぬだろうという話には、信用できないでいた。どこにも生物学的に論理性がないからである。
話は1944年のポーランドになる
若いセトラキアンは、祖母から銀製の銃弾さえあれば、子供でもヴァンパイアを倒せると聞いた時のことを思い出した。
収容所でアイコールトは、誰かのベッドの下から、ユダヤ人のお守りを見つけこたを告げた。そのお守りは、手の込んだ木製の堀細工だった。誰も答えないため、アイコールトは囚人の一人を殺し、名乗らなければ一人づつ殺していくと告げる。セトラキアンは自分が彫ったことを申し出る。アイコールトは、彼に特別な仕事を頼む。
ジム・ケントは家に戻り、妻とともにパロ・アルトに行く準備をしていた。そこに、エフ、ノーラ、セトラキアンが訪れる。エフはジムがヴァンパイアの一味とグルだったことをジムの妻シルヴィアに話す。
ジムはエフたちを助けたいと申し出る。シルヴィアは、タクシーを呼んで空港に向かう。ジムは彼に仕事を頼んだドイツ人の人相を話す。セトラキアンは、エフに彼が初めて会った時は普通の人間だったが、今と同じようにモンスターだったと話す。
再び、ポーランドの話
アイコールトは、セトラキアンの仕事の進展をチェックしに来た。
ロシアの兵隊が周囲を取り囲んで攻撃をしていた。セトラキアンに酒を勧め、彼にナチは生き残るかどうかを尋ねる。セトラキアンはナチが永遠に支配すると答え、アイコールトはそれにうなづく。アイコールトはナチの優位性を説き、セトラキアンは反論を試みるが無駄であった。
ガスは、留置場でフェリックスが床で具合悪そうにかがみこんでいるのを見つける。ガスはフェリックスに医師に診てもらおうと話す。
ジムはアイコールトと駅で待ち合わせをした。こっそりとエフとノーラは覗き見をしていた。アイコールトは、ユダヤ人はどこだと尋ねる。アイコールトはジムたちの企みを知っていたのだ。ジムはエフとノーラに、こちらの企みがばれた。彼らはセトラキアンを狙っていると警告する。アイコールトは、セトラキアンを捕まえるが、エフとノーラがアイコールトの足に銀の銃弾を打ち、セトラキアンを逃がすことができた。
家政婦のネーヴァと娘のセヴァスチャンと一緒にラスの家に戻った子供たちは、父である主人のラスが半分死んだようになって居間にいるのを見つける。母のジョアンも暗闇から彼らに近づいてきて襲いかかる。なんとか逃げようとするが、追い詰められたネーヴァはお祈りをする。そこに4人組が突然あわわれ、ネーヴァたちを救う。彼らもヴァンパイであった。彼らは、子供達をチェックして傷がないのを確認する。しかしセヴァスチャンには傷があり、母ネーヴァの目の前で、弓矢で殺される。

CREATURES OF THE NIGHT 夜の攻防戦
エフ、ノーラ、ジム、セトラキアンは、怪我を負ったアイヒホルストがマスターと接触することを待ちつつブルックリンへ向かう。
UVCライトがヴァンパイアの撃退に有効だと気付いた彼らは、途中で寄った店で暗闇の中でフェット・フェットと遭遇。エフは、フェットに彼らがCDCのメンバーであることを説明する。紫外線ライトを探したが、すでにフェットが、すべて12本を調達していた。ノーラはフェットと交渉して6本を譲ってもらう。
近くのガソリンスタンドでガソリンを入れようとするが、クレジットカードがうまく読み取られない。その間にヴァンパイアの集団が彼らを襲ってきた。銃や紫外線ライトで反撃して近くのコンビニエンスストアに逃げ込み、バリケードを築く。
店にはハッカーのダッチもいた。
ジムはヴァンパイアから逃げる際に、顔に軽い傷を負っていた。
ダッチの友人のニッキは店から逃げ出したが、ヴァンパイアに襲われず逃げることができた。セトラキアンは、周りのヴァンパイアはマスターに操られて自分たちを狙っていると説明する。
ノーラは、ジムの顔にある傷と皮膚のすぐ下に虫が這っているのを発見する。エフとノーラはジムの頬を切って、虫を取り除く。
店の裏からもヴァンパイアにフェットとダッチが襲われる。
エフは、ジムの体に無数の虫が這っているのを発見する。エフはジムに病院に行くことを勧めるが、ジムはヴァンパイアになりたくない殺してくれと頼む。迷っているエフの後ろからフェットが銃でジムの頭に銃弾を撃ち込む。
残された脱出方法はパン屋のトラックしかない。紫外線ライトをかざしながら、外に出て、なんとかガソリンを入れてトラックでその場を去る。

THE DISAPPEARED 消えゆく者たち
エフの息子のザックは、ケリーの友人に送ってもらい家に戻る。しかし家の中はひどく散らかっていた。そこにヴァンパイアになったケリーの恋人マットが襲ってきた。
エフ達もザックの家に到着し、マットに襲われているザックを助ける。そしてエフはヴァンパアのマットの首をショベルで切り落とす。
エフとノーラはマットの死体を焼き、連絡が途絶えたケリーの帰りを待つ。ザックはセトラキアンとフェット達と質店へいく。
ダッチは、自分のアパートにいくが、友人のニッキは消えてダッチの金も消えていた。アパートの住人に襲われ、セトラキアン達の乗るパン屋のトラックに戻る。
セトラキアンはフェットにヴァンパイアの戦いに参加するように頼む。彼は同市して、その前に行くところがあると話す。ダッチは、自分がエルドリッヒ・パーマーに雇われてインターネットをシステムをシャットダウンしたことを話す。
1944年のポーランドでは
ヴァンパイアのマスターは、囚人が寝ているベッドを周り一人づつ殺している。セトラキアンは銀のナイフを手にして襲ってくるのを待っていた。ついにセトラキアンのベッドにきて、彼を襲い、ナイフはセトラキアンの手から落ちる。マスターはセトラキアンに、毎晩自分が囚人を襲うの見ていたことを知っていると話す。セトラキアンは神に助けを祈るが、マスターは彼の手を潰し立ち去る。
翌朝、セトラキアンは囚人の仲間に折れた指を伸ばしてもらう。アイコールトは囚人を集め二つのグループの分ける。セトラキアンの折れた指を見たアイコールトは、彼を大きな穴を掘った前に、仲間とともに膝まづかせる。そこにソ連軍の攻撃が始まり、混乱に乗じてストラキアンはなんとか窮地を脱する。
ケリーの友人のダイアンがケリーの家を訪れた時に、エフとノーラは抱き合っていた。ダイアンは彼らにここで何をしているのかを問いただすが、エフはダイアンに早く街を出ろと話す。そしてエフはケリーを愛している、ザックの母だからと話す。
1944年のポーランド
アイコールトはソ連軍から逃げて秘密の小屋にいく。そこにマスターの棺がある。アイコールトはどうしてあなたは私を見捨てのかと尋ねるながら泣き崩れる。そこにマスターが現れ、時が来たと告げて彼の顔をあわらす。そして長い爪でアイコールトの腕を切って、虫をアイコールトの体に侵入させる。

LOVED ONES 愛しき者
セトラキアンの店にいたザックは古いアップルのコンピューターをいじりながら、母ケリーのiPhoneの場所を探していた。電話の場所がわかり、父のエフに伝える。電話をかけても、ケリーの留守電のメッセージだけが応答した。
エフは、電話の位置を元に、浮浪者の女性にたどり着く。その彼女からケリーの乗り捨てられた車を発見する。車内に落ちていた血にまみれたティッシュを見つける。
32時間前、職場で感染したマットはケリーの家に戻っていた。彼は、ケリーが寝ている寝室に行ったが、襲わずにその部屋を出る。ケリーは、マットと話そうとするが、トイレから出て来ない。学校に行ったケリーは、教師と生徒の半数が来ていないのに気づく。そして、エフの忠告を同僚に話し、彼女はザックを連れて街を去ることを決心する。
家に戻ったケリーは、マットに襲われる。マットの頬の傷から出てきた虫が彼女に飛び、眼球の中に侵入する。彼女は家から外に出て、マットが日光の下にでれないため、車にのりその場を逃げ去る。しかし彼女の皮膚の下には無数の虫が這っており、彼女は次第にバンパイアに変身していた。ザックを探すために、学校に行くがほとんどの人は残っていなかった。
ケリーは、ザックを探しに友人のダイアンの所に行くが、ダイアンはケリーの変化に気づいた。しかしケリーはダイアンの息子を襲いそして、ダイアンの血を吸う。
ケリーは街を彷徨い、マスターの声を聞く。その声に誘われて、マスターの所にたどり着く。
ダッチは通信システムは復旧できるが、パーマーの会社ストーンハート・グループの本部に入る必要があるといい、フェット・フェットと共にビルへと向かう。パーマーの執事であフィッツウィリアムは、ダッチをパーマーの部屋に通す。彼女はパーマーを責めるが、パーマーはフィッツウィリアムに彼女を連れ出せと命じる。フィッツウィリアムは、彼女とフェットを解放する。
エフは、ダイアンの家に行き、ダイアンの彼女の息子がヴァンパイに変身しているのを発見する。彼らが襲ってきたため、彼らを撃ち殺す。そしてダイアンの手にあったケリーのネックレスを発見する。
エフ、ダッチ、フェットは、セトラキアンの元に戻る。ザックはケリーの消息を聞いたが、エフは見つけられなかったと告げる。

THE THIRD RAIL 闇からの声
フェットは、9.11同時多発テロの現場近くにマスターが潜んでいると考えた。武器を用意し、綿密な作戦を練ったエフたちは、地下鉄のトンネルから目的地を目指す。
警察に逮捕されていたガスは自宅に戻り、ヴァンパイアとなった兄と戦う。兄を殺したガスは、母がクロゼットで日光を避けて眠っている母を見つける。ガスは、ヴァンパイアになった母に謝りながら、バッドとで頭を殴打する。
セトラキアンは、マスターと戦ったものがすべて戻れないことを考えてノーラを彼女の母とザックとともに質屋に残すことを考える。しかしノーラはそれに耐えられなかった。最後にセトラキアンは、死んだジム・ケントのナイフを彼女に渡し一緒に行くことにする。エフは、ザックにノーラの母を頼むと言い、母ケリーを見つけることを約束する。
留守番をしていたザックは、ノーラの認知症の母親がタバコが欲しいと強く訴えたため、危険を承知で近所の店に行く。ザックはコンビニエンスストアに着いたが、ほとんどの商品が無くなっていた。そこで略奪者の若者たちに出会うが、ヴァンパイアに襲われ、逃げ出す。入り口でガスと出会い。ガスはザックを助けてヴァンパイアを斧で殺す。
セトラキアンたちは、地下に潜り、ヴァンパイアたちが眠っている場所に行く。そこでヴァンパイアたちを避けながらマスターのすみかに進んで行く。
最後に袋小路に追い込まれたと思われたが、そこには人が一人這って抜けることができる小さな穴があった。エフから先に穴に入り、続いて、セトラキアンが続く。
残ったノーラとフェットにヴァンパイアたちが襲う。ノーラが先に穴に入り、フェットが続く。しかし、彼は図体がでかくすぐに穴にはまってしまう。
かろうじて穴からでたノーラとフェットは、エフとセトラキアンがそこにいないのに気づく。
エフは、声を頼りにマスターのねぐらにたどり着く。そこに大きな棺桶を発見する。エフはマスターが天井を這っているの見つけるが、すぐにエフの所に降りてきてエフを捕まえる。マスターはエフの頭を捕まえてゆっくりひねり殺そうとするがそこに、セトラキアンが現れる。そして遅れてきたノーラとフェットはUVライトのフラッシュを浴びせかける。マスターは逃げてどこに去っていく。その後を追ったセトラキアンたちは、小さな穴を抜けるとそこに無数のヴァンパイたちが眠っている広場を見つける。セトラキアンはそれでもマスターを追い続けるつもりだが、エフたちが止めて、一旦引き返すことになる。

LAST RITES 警 告
質店に戻ってきたセトラキアンは疲れ果て、ビーカーの中にあるヴァンパイアの心臓を見て、愛する妻に関わる過去のつらい体験を回想する。
1967年 セトラキアンはマスターたちを探していた。家に妻を残して丘の上にある城を目指した。しかしアイコールトの罠にはまり、井戸のそこに取り残される。やっと、井戸を這い上がって家に戻ると、妻はいなくなっていた。
夜に妻はヴァンパイとなり、子供のヴァパイアとともに戻ってきた。セトラキアンは妻を殺し、最後に心臓を切り裂いてそれを取り出す。
そこにダッチが訪れコンピュータの設備を持って戻ってくる。今まで使えなかったインターネットの代わりに、テレビ放送の緊急警報システムを使い、エフから今のニューヨークの現状を警告する宣言をしてもらうことにする。
ガスは、ギャングのアロンソを襲い、武器を調達するため彼とともに車で、海岸の倉庫の事務所にいく。そこで武器を調達するが、アロンソが契約しているコンテナの荷物を調べる。するとコンテナには多くのヴァンパイアがいて、彼らを襲ってきた。そこに、ヴァンパイアの一団が現れ、ヴァンアイアたちを殺し、ガスを連れ去る。
スピーチに成功したエフたちのもとに、ヴァンパイアたちが襲ってくる。ノーラの母はロック歌手だったボリバルに血を吸われ死んでしまう。ノーラは決心して母の首を落とす。セトラキアンは自分が妻にしたことと重ねて彼女を見る。
ストーンハートグループのパーマーの病床へ、ついにマスターが現れ、彼に白い血を与える。すると彼の病気は治り、みるみるうちに元気を取り戻す。