Furious 7 ワイルド・スピード SKY MISSION 2015

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Furious 7 ワイルド・スピード SKY MISSION 2015

監督: ジェームズ・ワン
出演: ヴィン・ディーゼル, ポール・ウォーカー, ジェイソン・ステイサム, ミシェル・ロドリゲス, ジョーダナ・ブリュースター

ポール・ウォーカーの最後の映画である。そしていままでのワイルド・スピードのなかで一番いい出来である。
やっぱりこの映画は、ドミニクとレティの愛を中心に、ブライアンとミアに二人目の子供ができドミニクのチームからそろそろ引退を示唆するようにできている。

ジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンとの迫力のある格闘シーンからはじまりヴィン・ディーゼルとジェイソン・ステイサムの格闘シーンも面白い。そしてレティとアブダビのガードマンの女性の格闘シーンもあり肉体派の映画としても面白いのだ。

それよりもなによりも今回は車が飛ぶ。初めのシーンでブラインの息子が車を投げた時にブライアンが、車は飛ばないよと言うのだが、映画のなかで何度も車が飛ぶのである。車が飛行機からパラシュートで降りるシーンもすごいが、やっぱりアブダビのエティハドタワーから飛ぶシーンだろう。これはもう一度飛ぶとは思ったがそれでもすごい。
そして崖から車で降りるシーン、正面衝突のシーンなど見せ場が多い。どちらかといえばカーチェイスよりもカーアクションが中心だ。

度肝抜くシーンが、やっぱりこの映画の真骨頂だろう。そう意味で十分に満足できた映画である。そしてセンティメンタルにポールを見てしまう。

この映画は、ポール・ウォーカーの死で一旦製作が止まった。まだポール・ウォーカーの撮影は半ばで終了していなかった。フィルムの多くをつなぎ合わせ、ストリーを改変した。ポールの兄弟を使ってポール・ウォーカーのシーンを撮ったりしたのだが、非常に練られたストーリーで無理のない展開でよかった。

ゴッズアイはつまらない。別にそんなシステムがなくてもジェイソン・ステイサムが演じるデッカード・ショウは復讐のためにドミニクを追いかけてあわられるのだから。ただラムゼイ役のナタリー・エマニュエルは美人だ。

最後のシーンはやっぱり涙が出るね。並走して走る車からドミニクは俺たちはいつまでもファミリーだと言う。そしてブライアンとドミニクの道は二つに分かれていく。ポールさようなら!!

エティハドタワーから飛んだ赤い車は、W Motors Lykan Hypersport
ドミニクが最後に運転したのは、シリーズ最初に出てきたa Dodge Charger 1970
ブライアンは、以前からの青い日産GTRを運転していた。そして最後にブラインが運転していたのは白いトヨタスープラで実際にポール・ウォーカーが所有していた車。


ヴァン・ディーゼルは、このワイルド・スピード SKY MISSION(Furious 7 )は、ポールに捧げたもの。次作はポールからの贈り物とインタビューで答えている。ワイルド・スピードシリーズはあと3作は作る予定であるらしい。

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