Astro Boy ATOM 2009

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Astro Boy ATOM 2009

監督: デビッド・バワーズ
出演: フレディ・ハイモア, ニコラス・ケイジ

鉄腕アトムのアメリカ版3DCGである。ストーリー自体は現代的に変更があるが、とびおが死んで天馬博士がかわりにアトムを作るのはかわりない。
究極のエネルギー、ブルーコアとレッドコアのからみや、コーラなどの新しいキャラが作られているのがアメリカらしいストーリー展開である。

当時からアトムはおならと同じ意味なのでアストロボーイとアメリカで呼ばれたのとはこのまま。日本のタイトルのATOMとつけるのが仕方がないのかも。御茶ノ水博士が、ドクターエレファンというのは面白い。そうか鼻が大きいのでそう呼ばれたんだ。
ときどき手塚治虫らしいキャラが出てくるのもいいね。彼の漫画にもよくあった。
天馬博士の声がニコラス・ケイジなのはすぐわかったのだが、アトムの声がベーツホテルのフレディ・ハイモアだったり、コーラの声がヴェロニカ・マーズのクリステン・ベルだったのはわからなかった。

これがなぜ日本で受けなかったかの理由はいろいろ取り沙汰されていたが、鉄腕アトムは映画では見ないだろうな。テレビなら見るけど。それに、新しく鉄腕アトムを作ってもあの頃好きだった世代に受けるかどうか不明だ。テレビの鉄腕アトムはあっけらかんとした明るさがあるが、漫画はもっと暗い側面がいっぱいあった。そこが良かったと思うんだが。浦沢直樹のプルートウはそういうところを生かしていたような気がするんだが。

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