Love, Rosie あと1センチの恋 2014
出演: リリー・コリンズ, サム・クラフリン
監督: クリスチャン・ディッター
結婚式でロージーが自己紹介するシーンから始まるんだが、そこに流れるの曲がディオンヌ・ワーウィックのI'll Never Fall In Love Againである。懐かしい。でもおめでたい席でけっして恋におちないぞと言う歌が流れるのはどうしてという感じである。
そしてロージーの誕生日のパーティ?で流れているのが、ビヨンセのCrazy in Loveである。ビヨンセ最高と叫んでいるんだが、もう13年も前の曲である。時間が経つのは早いと感じてしまった。
主演の二人の自然の演技がいい。 すれ違いの恋の結末はハッピーエンドでいんだけど.....
なんだかゆったりとした時間の中でお互いの気持ちに素直になれるようになれば良かったのにと思うんだが、映画の中ではすこしドタバタすぎるかな。原作の小説では、12年の歳月ではなく、45年の歳月である。これくらい時間をかけてふたりが一緒になる方が印象に残るんだけど。
最初のデートの結末として妊娠してしまうのも悲劇なんだけど、アレックスの方がもてすぎるのもいけないかもしれない。ロージーはどうしてもっと自分の気持ちに素直になれなかったんだろうか。そこがポイントなんだが映画ではあまり描かれていない。
ロマンスで楽しいくてじれったい映画であるが、最後いいので許せるかな。
原作はアイルランドとボストンなんだが、映画の設定は、イギリスの田舎町とボストン、でも撮影場所は、アリルランドのダブリンとカナダのトロント?舞台の空港がどちらもモダンすぎると思った。
原作は、セシリア・アハーン、タイトルは愛は虹の向こうにである。P.S. アイラヴユーの作家である。今回はLove, Rosie で、原作が手紙のやり取りを中心にしているのでこのタイトルであるが、映画は中心はやっぱり出来事なので、あと1センチの恋という邦題はセンスがある。
リリー・コリンズは、父がフィル・コリンズである。イギリスで生まれ、今はアメリカで活躍している。2012年の白雪姫と鏡の女王の白雪姫の役を演じている。
サム・クラフリンは、イギリスのイプスウィッチ生まれ。2012のスノーホワイトでウイリアム王子を演じている。そしてハンガー・ゲーム2から最後まで出演している。
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