アオハライド 2014
監督: 三木孝浩
原作: 咲坂伊緒
出演: 本田翼, 東出昌大, 新川優愛, 吉沢亮, 藤本泉
タイトルの「アオハライド」は、「アオハル（青春）+ライド（ride）」＝「青春に一生懸命乗っていく」という意味を込めた作者による造語である。何か懐かしい青春モノだ。いやアオハルものだ。せいしゅんと言う言葉は、もう古くて使い古された言葉で今の若者にはアオハルがいいんだろう。
3角関係、相手になにか恋の行方を遮るものがある。そして合宿、文化祭、修学旅行。よくあるパターンである。この映画を見ていて僕は同じようなストーリーを見たことがあるんじゃないか、デジャヴ的な気持ちで見ていた。それでも、決まりきったパターンなんだが、泣けてしまう映画である。
そうだな別冊マーガレットのファンだったからなのか、今ではずっと読んでいないから、咲坂伊緒の作品は全く知らないのだが。
中学の時双葉が孤立して、高校ではうまくやるために自分を押し殺して振舞っていたと言う設定もどこかで何度も見たような設定。好きな子が転校してまた帰ってくるのもどこかで見たような設定。ストーリーの展開としてはうまく作ってある。それでも双葉はかなり積極的に洸にどんどんぶつかっていく。
ただ、洸の兄の田中先生の立ち位置がやや微妙。洸の悩みしっかりと向き合っていないようにも見えてしまう。
やっぱり本田翼は才能があるし、魅力的で演技力もある。台詞の中に独特なアクセントがある。これからの非常に人気のでる女優だろう。
すべては君に逢えたからでは、主演の二人は別々の話に出ている。あれ、僕は木村文乃の演技が一番光っていたと書いてある。
My Rating(評価): 15/20
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