HELIX -黒い遺伝子- シーズン1 2014-

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HELIX -黒い遺伝子-

Helix ヘリックスは、螺旋の意味で、DNA、遺伝子を扱うからだろう。バイオハザードに近い設定である。真田広之が主役級で出ているのも魅力的である。彼の英語はパーフェクトに近い。

2シーズンで終了とのことだから、アメリカではそれほど人気が高くなかったのだろう。

シリーズは伝染病のアウトブレイクを調査するためにアメリカ疾病予防管理センター(CDC)から北極にある研究所に派遣されたチームを中心に描く。現地でチームは人類の未来を揺るがしかねない生死の狭間に置かれる。

物語の進展と反して、流れる音楽は軽快なのが多い。これによって殺戮や感染の恐ろしい効果がより出るようにしている。代表的な歌は、ディオンヌ・ワーウィック サンホセへの道やPink DevilleのPaul Rothmanである。


この物語にはseason1が終わっても様々な疑問が出た。

どうしてサラが作った診断キットでジュリアは陰性にでたのか。ただサラの作ったキットが不完全だっただけか。

新しい遺伝子とはシングルストランドの螺旋構造ということか。人間のDNAは二重らせん構造である。

ジュリアはどうして、いままで目の色が普通であったのに、感染したら目の色が変わったのか?どうして不死の人間、ハタケが、あんなウイルスを作る必要があったのか?これは次のシリーズで明らかになるのか?それともNARVIKウイルスに感染させることでジュリアのように不死になる能力を持つことができるのだろうか?


サラはどうしてジュリアの脊髄液を入れたら不死身になったのか?ここに不死になる秘密が隠されているのか?
ただ不死の人間たちも大した傷では死なないが、首を切り取れば死んでしまうのか?

ジュリアやハタケに感染者が近づかないのはなぜか?
いままでのバイオハザードの理論でいけば、感染者は他の人減がウイルスに感染しんているかしていないかがわかる。しかし、ジュリアやハタケは感染していなかった。
映像ではあたかも感染者が人間を透視して、感染しているかしていないかがわかるように見せているが。
そして感染者はどうしてジュリアやハタケを恐れるのか?

ピーターが実は敵のスパイだったのは面白いが。最初にピーターが感染して、ハタケがピーターに飲ませたものは?これは、最初ピーターはNARVIK-Aに感染したが、後でハタケがNARVIK-Bを投与したのだろうか?


血を黒くして症状を発現させるのはかわりないが
NARVIK-A は致死的なウイルス、NARVIK-Bは凶暴性にさせるが、死にまで至らない。

不死の人間は500人いるが、誰もが、年齢が違う。発現した時に年齢が止まるようだ。

ジュリアの記憶障害はどこからくるのか。子供のころ、襲われた時のことを忘れている。

アウトブレイクは、CDCの人員をおびき寄せて治療薬を作らせるための偽装であったようだがそこまで予測できただろうか?ハタケは、ピーターを働かせて、そして感染させ、ジュリアが来るように仕向けただけのようだが。
セルジオ・バリエセロス少佐がドリーンがウイルスの正体を解明し始めて殺したのだが、そうする意味があったのだろうか。ハタケはCDCを呼び込んでウイルスの治療薬を開発させようとしたし、イラリアもそれを期待していたはずである。


Season 1

Pilot
アラン・ファラガットとCDC調査チームは、アランの弟ピーターが危険なウィルスに感染したことを知り、北極の研究所(ARCTIC BIOSYSTEMS)にやって来る。チームはこの研究所に秘密があることに気づき始める。研究では秘密裏に人類の未来に脅威を及ぼす研究をしていた。

エピソード最後の同時進行の演出がいい。猿は実験動物にはいないと伝えられたが、隠された飼育動物舎には猿がいた形跡があり、それを探すチームとアラン・ファラガットが、弟のピーター・ファラガットが感染し、隔離室からにげたのを探すのが、見つけたのは腕切り取られた職員の死体を発見する。

新しいウイルスがなんだか、線虫みたいな形をしているのはつまらないし。
何か細胞内に侵入していく映像も??と思ってしまう。


Vector
アラン・ファラガットは、ビーターの探索を続ける。感染した可能性のある3人の科学者を隔離したが、自由にしなければなんらかの手段を講じると脅す。ドリーンは猿が実験動物に使われていることを知り畑博士が、研究内容をCDCに隠していることを知る。ジュリアはピーターに襲われる。

274
ジュリアは、ピーターに襲われた記憶があやふやだったが、次第にピーターによって恐ろしいウイルスを移されたことに気づく。サラは、ウイルス感染の有無を判定するキットを作り出す。これによって感染者を特定できることをアランに告げる。
畑博士の提案もあり、アラン達は感染した多くの研究所の従業員をレベルRに隔離する。ジュリアは隔離フロアに残る。ウォーカーとジョーダンは二人とも恐ろしいウイルスに感染した兆候が顔に出ていた。ドリーンは猿のしたいから抽出した組織から新しいウイルスを発見する。しかしセルジオ少佐に殺されてしまう。

Single Strand
研究所の事態をCDCに報告する予定であったが、セルジオ少佐により通信施設を破壊されてしまう。隔離したレベルRには1週間分の食料しかなかった。凶暴になった感染者が徘徊していた。アランはすべてのウイルスに効果がある新しい治療薬をピーターに試そうとしていた。サラは、右手の震えが悪化して居た。彼女は癌があり、その進行を止める薬を飲んでいたが。

The White Room
アランが試した治療ではまだピーターは回復しなかった。サラは、チェックできなかった患者を自分の部屋に匿う。ジュリアは彼女の新しい協力者を発見する。
そしてはセルジオはホワイトルームにいる博士を探し出す依頼をされていたが、ダニエルがそこに立ちはだかる。

Anigatiga
ダニエルが、意識不明のセルジオの防寒着を脱がせて外に置き去りにするが、誰かに連れされる。ハタケとセルジオの関係は次第に明らかになる。アランはピーターを助ける努力を続ける。ウイルスの実験を続けている間に、NARVIKが遺伝子を運ぶウイルスの役目をしていて、ハタケがなんらかの遺伝子をウイルスに入れたことが分かった。サラとアランは、ウイルスの事件を繰り返し、ウイルスが急激に増殖することと、低温にするとウイルスの増殖が止まることを発見する。そこでピーターを低体温にして治療することを思いつく。ジュリアは幻覚と戦いながら、自分がレベルRであった少女が何者かを発見する。

Survivor Zero
研究所の黒幕であるイラリアのCEOのコンスタンス・サトンが、ウイルスとその治療薬を回収に来た。ジュリアは自分がNARVIK-Bから治癒したことを知る。しかし自分の目に変化があり、目を開けるとめまいがするようになる。アランはジュリアが症状が全くないことを発見する。ダニエルは、セルジオを救ったアナナから自分がアナナの弟で幼いころに誘拐されたことを知らされる。

Bloodline
アランは、自分の命をかけてピーターをコンスタンスから救おうとする。しかし、彼は再度ヴェクターによって連れ去られる。ジュリアは彼女が治癒した秘密をしり始める。そして彼女がハタケの娘であること、ダニエルが義理の弟であることが明らかになる。

LevelX

ヴェクター(感染者)たちは、50人ほどであるがレベルRから消えてしまっていた。アランはレベルRの下にもう一つの階、レベルXがあることを知る。レベルXは、ういウルスの保管場所であった。アランとジュリアは、アウトブレイクの原因のNARVIK-A とNARVIK-Bを処理するため保管庫に侵入する。そのために、ヴェクターたちを一時的に低体温にして動かなくする計画を立てる。レベルXにはもう一つ隠された部屋があり、ジュリアが幼いころに母ともに過ごした場所だった。ハタケはイラリアが簡単には諦めずウイルスを手に入れるために次の手段を講じると予測する。

Fushigi
ハタケはエイドリアンがナルヴィックウイルスを持ち去ったことを監視ビデオから突き止める。アランは、50マイル離れたところに廃棄された基地があることに気づき、そこにエイドリアンがいると予測した。アランとジュリアは彼を探しに向かう。廃棄された基地で、エイドリアンを発見するが、イラリアから襲われる。逃げ隠れた地下室にはジュリアやハタケと同じ目を持つものが鎖で繋がれていた。

Black Rain
サラの腫瘍は、ジュリアの髄液を注射して縮小してきたようだった。ジュリアは、ついにアランにNarvikウイルスを破壊しなかったことを告げ、人に感染した後もそのウイルスを破壊する方法が見つけ出す可能性があると話す。デュシャン博士は、ピーターに、施設から人々が消えていると話す。二日間の間をおいて、ヴェクターたちは、戻ってきて、人間を捉える罠を作っていた。ハタケはコンスタンス・サットンにテキストメッセージが送られていることを知る。その内容は、6時間後に彼女を迎えに来るということだった。少なくとも100人の傭兵が襲ってくることを知った。
ヴェクターのピーターは、ヴェクターの黒い唾液を集めて消火装置の水に入れ、非感染者の多くが残る部屋にわざと火災装置を発動させて感染させた。

The Reaping
ジュリアの髄液から開発したウイルスに対する抗体は効果があり、それにより感染者たちは治癒した。彼らはジュリアのモンタナの家を模倣した地下壕に隠れCDCが助けに来るのを待った。しかしイラリアの暗殺者サイズはハタケを捕まえ、ジュリアかダニエルのどちらを最初に殺すか選ばせる。

Dans L'Ombre
アランとピーターはサイズを捉え、ジュリアの母がどこにいるか尋問する。セルジオは、ハタケにイヌイットの行方不明の子供達の消息を告白するように訴える。アナーナは、ダニエルの死を知る。アラン、ジュリア、ハタケらは研究施設から脱出をはかるが、ピーターの裏切りより逃げたサイズが立ちはだかり施設は爆破されてしまう。ジュリアとNarvikウイルスと治療薬が入ったスーツケースは奪われた。そしてアランは助けようとするが、治療薬だけを確保できたが、ジュリアとNarvikウイルスは連れされてしまう。235日が経ちアランとピーターはジュリアを探し続けていた。ジュリアはイラリアの幹部となっていた。

アラン・ファーガット博士 ビリー・キャンベル
CDCチームのリーダー
ヒロシ・ハタケ博士 真田広之
研究所長
ジュリア・ウォーカー博士 キーラ・ザゴースキー
CDCの女性科学者、アランの元妻
ピーター・ファラガット博士 ニール・ネイピア
研究所での感染者、アランの弟
セルジオ・バリエセロス少佐 マーク・ガニーメ
CDCチームと共に派遣された軍人
サラ・ジョーダン博士 ジョーダン・ヘイズ
CDCから派遣されたアランの有能な助手
ダニエル・アエロフ(ミクサ) ミーグン・フェアブラザー
研究所警備主任、ハタケの養子
ドリーン・ボイル博士 キャサリン・レミークス
CDCの動物病理学者

HELIX -黒い遺伝子- シーズン1 2014-
http://multimedinfo.sakura.ne.jp/ts_winebar/dreaming_on_clouds/2015/05/helix----2014-.html


Helix seaon 2 HELIXー黒い遺伝子ー シーズン2 2015
http://multimedinfo.sakura.ne.jp/ts_winebar/dreaming_on_clouds/2015/09/helix-seaon-2-helix-2015.html

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