La belle et la bête 美女と野獣 Beauty and Beast
監督: クリストフ・ガンズ
出演: ヴァンサン・カッセル, レア・セドゥ, アンドレ・デュソリエ, イボンヌ・カッターフェルト, エドゥアルド・ノリエガ
フランス映画。フランス映画にしては珍しいCGを使った映画。
フランス映画ではあるが原作には忠実ではない。二人の姉の役割がはっきりしていない。逆に3人の兄たちが目立ちすぎなのだが。どうしてもアクションを入れるにはこういうストーリーの展開にせざるを得なかったのだろう。
野獣がいつもディナーに誘い、どうしてベルが好きになっていく過程はよく分からない。おそらく原作でもあまり分からないのかも?
ただ、今回は、以前の王子とプリンスの悲劇があり、それをベルが夢で体験することで野獣を好きになっていくということなら理解出来る。
CGはちゃんとしっかりとできていて、この映画の魅力のポイントである。
主演のベル役のレア・セドゥはアデル、ブルーは熱い色のエマが印象的だった。グランド・ブダペスト・ホテルでも主演している。これから活躍する女優だ。
原作では、プリンスもでてこないし黄金の鹿もでてこない。やっぱり意地悪な姉二人の役割がこの映画では薄すぎる。原作のヴィルヌーヴ版やボーモン版では、3人の兄にはあまり重要な役割はない。
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