Oh Boy A Coffee in Berlin コーヒーをめぐる冒険 2012
監督: ヤン・オーレ・ゲルスター
出演: トム・シリング, フリデリーケ・ケンプター, マルク・ホーゼマン, カタリーナ・シュットラー, ミヒャエル・グヴィスデク
コーヒーがいっぱい出てくる映画かと思ったら、今日はどうしてこんなに、コーヒーが飲めないんだろうという映画だった。
ガールフレンドのエリともうまく行かない。
飲酒運転で免許を停止させられる。その判定委員に散々けなされる。
隣人は変な親父だ。逃げ出したいけど逃げ出せない。今日はコーヒーを飲みたい気分なのにアルコールばかりだ。
ATMでカードが使用停止になった。
父にゴルフ場に行って、お金を無心する。
父に大学を中退していたことがばれていた。
電車に乗るのに、チケットの機械が壊れていた。
電車を降りると言いがかりをつけてくる二人組がいる。
どうしてこんなについていない日なんだろう。どうして変な奴ばかりに会うんだろう。
映画の撮影を見学している間に、自分の電話が鳴ってしまう。バツの悪さもあり。またうまく行かない。
ダイエットに成功したもと同級生のユリカに出会う。自分は覚えていないが、彼女は自分が彼女をいじめていたことを覚えている。僕って嫌な奴だった。と思っていたが、ユリカはやっぱり変な女だった。
こいうことってあるよな。ついてない時って。でもそれが1日続くとはーとため息をついてコーヒーでも飲みたくなる。
コーヒーを飲みたいのに飲めないのが、観客にも伝染する。なんだがうまく行かない。うまくいかいことばかりで、それ一旦コーヒーを飲んで心を切り替えたいのだが、毎回コーヒーが飲めない。フラストレーションが溜まっていく。
最終的に人助けをしようとしてもうまくいかない。
見終わってほっと一息つける。コーヒーも飲みたくなる映画だ。
ストーリーの展開は面白く飽きない。なんだが不思議にのめりこめてしまう映画だった。なんだか昔に同じようなことが僕にもあったなという感じ。それとめいつも夢の中に出てくるような出来事といったほうがいいかな。もしかしてそれで白黒映画なんだろうか。まったく白黒映画であるのが気にならない映画だった。
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