How I Live Now わたしは生きていける 2013
監督: ケヴィン・マクドナルド
原作: メグ・ローゾフ
出演: シアーシャ・ローナン, ジョージ・マッケイ, トム・ホランド
シアーシャ・ローナンがメインキャラクターの映画。第3次世界大戦がおきたら僕たちは、私たちはどうしたらいいのか。自分の今までのこだわりを捨てて今生きてかなくはいけない。悲惨な状況、恋あり、死があり、そして希望が。15歳のデイジー(エリザベス)と14歳のアイザック、17歳のエディー、末っ子のパイパーそして近所の友達のジョー達が主人公。青春映画である。
ニューヨークからイギリスの郊外に住む叔母のペンのところにやってきた15歳のデイジー。出迎えたの従兄弟のアイザックは14歳なのに車を運転している。イギリスの郊外の風景はいつものイギリスではなく何か戦争が起こりそうな軍の車がいっぱい出ている。
彼女はどこかよそよそしく、怒りっぽい。彼女の心には、彼女が生まれた時に母が死んだ時より、いつも自分が行くところに不幸が起きると思い込んでいた。
最初は従兄弟3人とうち解けなかったデイジーだが、彼らと夏を過ごしていく間にみんなと心を通わせる。叔母のペンが、ジュネーブに発ったた後にテロリストがロンドンを核攻撃する。そして第3次世界大戦が勃発する。遺された従兄弟の3人とデイジーが生きるために戦うことになる。
エディーとデイジーには何かテレパシーのような能力がありそうだが、あまりそこには詳しく触れられていない。
監督はラスト・キング・オブ・スコットランドのケヴィン・マクドナルド。低予算の映画であるが、うまくまとめてある映画である。やっぱりシアーシャ・ローナンがいないとここまでの映画の質にはならないと感じさせる。彼女の存在感いっぱいの映画である。
メグ・ローゾフ
1956年、マサチューセッツ州ボストンに四人姉妹の次女として生まれる。ハーバード大学を卒業後、ニューヨークやロンドンで出版や広告の仕事をしていたが、妹の死を機に作家に。デビュー作の『わたしは生きていける』でガーディアン賞とプリンツ賞を受賞した。『ジャストインケース―終わりのはじまりできみを想う』でカーネギー賞受賞。
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