Inside Llewyn Davis インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 2013

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Inside Llewyn Davis インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 2013

監督: ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演: オスカー・アイザック, キャリー・マリガン, ジョン・グッドマン, ギャレット・ヘドランド, ジャスティン・ティンバーレイク

ルーウィン・デイヴィスは実在の人物をモデルにしたものではないが、デイヴ・ヴァン・ロンクの自伝的な作品のグリニッチ・ヴィレッジにフォークが響いていた頃―デイヴ・ヴァン・ロンク回想録をヒントにしたのは確かである。
Jim and Jeanは実在のフォークシンガーである。
それにしても何か楽しい映画である。1960年代のニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジを舞台にしていて、フォークシンガー達がライブハウスで歌う。彼がニューヨークを出てシカゴに行ったり、歌をやめて船員に戻ろうと思ったり。最後にはまたライブハウスに戻っている。そして舞台にはボブ・ディランらしい姿がある。
500 Milesは懐かしいというか僕も知っている曲だ。Peter, Paul & Maryの曲が有名だ。最後のGreen, Green Rocky Roadはデイヴ・ヴァン・ロンクの曲である。
猫も面白いし、何か、猫を探すところはティファニーで朝食を思い出してしてしまうが。猫の名前は結局ユリシーズである。実はストーリーもホメロスのオデッセイアのプロットを借りている。
主演のオスカー・アイザックも歌がうまいけど、キャリー・マリガンもなかなか。そいてジャスティン・ティンバーレイクが出ているんだから映画の中の歌がいいのは当たりまえ。

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