Thunderball 007 サンダーボール作戦 1965

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Thunderball 007 サンダーボール作戦 1965

監督: テレンス・ヤング
出演: ショーン・コネリー, アドルフォ・チェリ, クロディーヌ・オージェ

第38回アカデミー視覚効果賞

やっぱりこの映画のすごいのは、今でも覚えているけど一人で飛べる装置と水中戦だ。久しぶりに見たが、007のシリーズの中でもトップランクに入る面白さがある。

整形をして偽物のNATOのパイロットをヴァルカン爆撃機に乗せ、原子爆弾を盗む。そこから007の任務が始まる。ボンドはバハマのナッソーへ飛び、そこで爆撃機に搭乗していたNATO空軍少佐の妹ドミノに接近する。

NATOの戦闘機が海上に着陸するところからすごいなと思ってしまうんだが。この映画のすごいのは水中戦闘シーンだろう。すこし動きは遅いんだがそれでも迫力がある。こうした水中での戦闘が使われたのは初めてだった。そしてロケット・ベルトもびっくりした。本当に飛べるんだから。意外とこの頃は殺しのライセンスらしく、よく殺していた感じがある。

CIAのフェリックス・ライターがやっぱり活躍している。アメリカが舞台になると必ず彼が登場する。

今回のボンドガールは、おなじみの敵のボスの情婦である。そして結局は、敵のボスのラルゴ(スペクターNo.2)が兄を殺していたことがわかり、ボンドの味方になる。クローディーヌ・オージェは歴代のボンドガールの中でもトップランクに入る美人である。

最後の飛行機に二人がキャッチされるシーンは本当に驚きである。さすが007映画のエンディングだと思う。本当に格好いい。

シャンパーニュは、ボンドがドンペリの55をたのんでいる。

Thunderball サンダーボールの意味は、アメリカ、ネヴァタ州の核実験の時に、舞い上がったキノコ雲が繰り返し爆発を繰り返すところを指したのもの。今回は原子爆弾に関連する事件だったからその名前がつけられた。

会議で配られる資料にあるO.H.M.S.S. とは、女王陛下の007の題にもなっている、On Her Majesty's Secret Serviceですなわち英国諜報機関への仕事であることを示している。実際には、On Her Majesty's Serviceは、現実にあり、それにSecretを加えたのものだ。

バハマのパレードは、バハマの有名な行事であるジャンカヌーである。

当時サンダーバード作戦のプラモデルがあった。なぜか僕も持っていたような覚えがあるんだが。どうして持っていたんだろう。

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