Pompeii ポンペイ 2014
監督: ポール・W・S・アンダーソン
出演: キット・ハリントン, エミリー・ブラウニング, キャリー=アン・モス, キーファー・サザーランド
ストーリーの展開が非常に良いと思うんだが評価はあまりよくないようだ。決まりきったストーリー展開なのは確かである。予想できるストーリーのは最初から明らか。だってポンペイの話なんだから。
しかし無理矢理なのか、こういうストーリーがあってもいいが、主人公がブリタニア出身のケルト人というところだろう。
グラディエーター剣闘士の戦いのシーンも迫力があっていい。馬車と馬のチェイシングのシーンはすこしやり過ぎだが。
最後の火山の噴火のシーンもちゃんとしている。3Dで見ていないので残念でもあるが。
最終的なパニックの状況において、二人はどうするのかというのも面白いテーマである。特に身分の違う男女、それも女性の方が身分が高い。
これはタイタニックでもそうだが、タイタニックは恋人ローズのためにジャックは死んだが。この映画では二人は一緒に結ばれて死んでいる。すべての人にとって愛の形が違うのである。ただこの映画は永遠に残る愛の形を描いているんだが。
エミリー・ブラウニングは、コケティッシュな顔立ちだが、前髪が上がっているとおでこが目立ったしまう。そこが残念だったかな。
ポンペイはカンパーニャ州ナポリの近くにあった都市。
火砕流、津波なども史実に近いが、実際にヴェスヴィオの噴火後、火砕流が町を襲うまで12時間ほどあったので逃げることが出来た人も多かったらしい。だいたい2万人の人口のうち2千人が犠牲になったらしい。この噴火の前の17年前にも大きな地震があり被害を受けていたが、それが人々に安心感を植え付けていたせいか、すぐに逃げなかった人たちも多かった。
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