Lone Survivor ローン・サバイバー 2013

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Lone Survivor ローン・サバイバー 2013

監督: ピーター・バーグ
原作: マーカス・ラトレル
出演: マーク・ウォールバーグ, テイラー・キッチュ, エミール・ハーシュ, ベン・フォスター, エリック・バナ

これは、実話をもとにした映画である。ネイビー・シールズ史上最大の悲劇といわれるレッド・ウィング作戦について、ただ一人奇跡の生還を果たした元隊員マーカス・ラトレルの手記"アフガン、たった一人の生還"が原作。映画作成にあったては、出演者は、ネイビー・シールズで訓練を受けているし、退役軍人が撮影に協力している。

200人のタリバン兵と4人が戦うシーンが一番の見所だ。逃げるために崖から落ちるのだが、生き残るためにはここまでするんだと思ってしまう。ここはスタントマンが実際に崖から落ちるのが、そのうちの一人は負傷して病院に入院したくらいの激しさである。

タリバンお指導者を暗殺するために任務に就いたが、途中子供を含む民間人と出会ってしまった。彼らを逃したことから作戦は思わぬ方向に逸れていく。

この映画の問題は民間人を助けるかどうかという問題にすり替えられて議論されているようだが、これは単に作戦ミスである。民間人を返すのは当たり前だが、その前に彼らの安全を確保してからである。このまま返してしまうのは明らかに間違っている。民間人に出会ってしまったのだから作戦を変更する。すぐに上層部と連絡をとってどうするか判断を仰ぐのが当たり前か。

逆にタリバンではない民間人は、自分の命を賭してマーカスをかくまったのはすごい。彼らの村の掟で戦って逃げてきたものは匿うというのはすごいことである。

この映画は、ネイビー・シールズの仲間に対する愛で溢れている。一緒に戦う仲間は兄弟であることを実感する。戦闘シーンは手に汗を握る。一人でも助かったことを祝福したくなるのである。

マーク・ウォールバーグは、テッド、トランスフォーマー/ロストエイジ 、ブロークンシティなど多数の映画に出演。最近は本当に忙しそうだ。テイラー・キッチュは、ジョン・カーターに出演している。ベン・フォスターは、コントラバンドで、マーク・ウォールバーグと共演している。

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